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癸亥丸(きがいまる)は、幕末に長州藩が保有した西洋式軍艦。下関戦争でアメリカ海軍と交戦して大破したが、復旧されて長州征討に際しても幕府軍を迎え撃った。 == 概要 == 本艦の前身は、1843年にイギリスで建造された商船「ランリック」(Lanrick)である。攘夷論を唱えて軍備増強を進める長州藩が、1863年3月18日(文久3年1月29日)に御用商人の佐藤貞次郎を介して購入〔古川(1996年)、28頁。〕、購入年の干支にちなんで「癸亥丸」と改名した。取得価格は2万ドルであった。 2本マストに横帆と縦帆を張った二檣ブリッグに分類される283トンの木造帆船。蒸気船とする文献もある。もともとは商船であるが、長州藩では10門の大砲(18斤砲2門・9斤砲8門)を装備させて軍艦として扱った〔豊田(2006年)、243頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「癸亥丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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