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発寒(はっさむ)は、北海道札幌市西区にある地名。 地名の由来は諸説あるが、桜鳥(ムクドリ)が群生していたことから、アイヌ語の「ハチャㇺ・ペッ」(ラテン文字表記:hacam-pet, 「桜鳥・川」の意)からとられたものとするのが通説である。 == 概要 == 地区内を北海道旅客鉄道(JR北海道)の函館本線と札幌市営地下鉄の東西線が通過しており、函館本線に発寒駅・発寒中央駅が、東西線に発寒南駅が置かれている。中心部は閑静な住宅街であるが、周辺部には1967年、札幌市と手稲町が合併する頃に木工団地・鉄工団地と呼ばれる工場地域が造成され、札幌市の産業拠点のひとつとなっている。また、JR線から北側は牧草地であった。1989年(平成元年)に札幌市西区から手稲区を分区する際、発寒の一部が手稲区新発寒という地名として分割された。現在はそれぞれの地区とも宅地化が進んでいる。 JR函館本線が札幌市内から見て琴似駅まで高架になったが、発寒地区は高架ではなく、踏切が4ヶ所存在する。跨線橋は、新琴似通、札樽自動車道(国道5号)、西野屯田通の3ヶ所がある。手稲区との境である追分通もJR線の上を通っている。 住居表示は、発寒1条2丁目から発寒17条14丁目まで存在する。隣接している地区は、北は河川の新川を境に北区新川、北東は琴似発寒川を境に西区八軒、東は同じく琴似、南は二十四軒手稲通を境に西町、宮の沢、西は追分通を境に手稲区西宮の沢および新発寒である。 住居表示に現れない場所(例:発寒1条1丁目、5条1丁目、6条1~2丁目等)がある。これは、発寒地区中心部の道路は当初、札幌市の中心街と同様に南北の碁盤の目状に建設されたが、後に幹線道路や鉄道に沿う形で発展していったため、現在のような複雑な道路状況となった。この状態で住居表示変更により条・丁目を割り振った結果、現在のような状態になった。従って条・丁目の連続性に欠ける所があり、その状況を知らないと道に迷うことになる。 このような区割りになった経緯についても諸説あるが、 : 開拓使がある本府(現在の南1西1)周辺の区画を意識して東西南北の方角に合わせた(函館本線より南の部分は「発寒屯田兵村」である)というのが有力である。関連事項については「さっぽろ文庫1札幌地名考(札幌市教育委員会編、北海道新聞社出版)」を参照されたい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「発寒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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