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登坂 絵莉(とうさか えり、1993年8月30日 - )は、富山県高岡市出身の女子レスリング選手である。階級は48kg級。身長152cm。現在は至学館大学に在学している。2016年春からは東新住建への所属が内定している。また、至学館大学の大学院へも進学する〔 スポーツニッポン 2015年10月3日〕。 == 来歴 == 国体のグレコローマンレスリング48kg級で優勝経験のある父の勧めで9歳の時に高岡ジュニア教室でレスリングを始めた〔【特集】“リオデジャネイロの星”へ向けて発進!…女子48kg級・登坂絵莉(愛知・至学館高) 日本レスリング協会 2012年2月9日〕。 南星中学に入学すると、週3回の練習では飽き足らず「毎日練習しないと勝てない」と思い立ったことから、近くにあって毎日練習を行うことで知られる宮原優の父親が運営する「MIYAHARA GYM」に移ることになった。中学3年になると、高岡ジュニア教室も毎日練習を行うことになったため元の所属に戻った。そして全国中学生選手権で優勝を飾った。 至学館高校入学後は全国高校女子選手権を2連覇した。また、3年の時には全日本レスリング選手権大会の2回戦で山本美憂を破るなどして勝ち進むが、決勝で小原日登美に敗れた。 至学館大学に入学すると、ジュニアオリンピックでは1階級上の51kg級で優勝した。レスリングワールドカップでは出場機会はなかったものの優勝メンバーに名を連ねた。全日本選抜レスリング選手権大会でも優勝を飾って世界選手権48kg級代表に選ばれた。 カナダのストラスコナカントリーで開催された2012年レスリング世界選手権では決勝でベラルーシのワネサ・カラジンスカヤと対戦して、お互い1ピリオドずつ取り合って迎えた第3ピリオドにおいて、ポイント2-2から終了直前にカラジンスカヤが登坂を場外に押し出したとして相手に1ポイントが入ったものの、登坂陣営が場外に出ていないとして判定にチャレンジすると(ビデオ判定を要求すること)、それが認められてビッグポイントを取っている登坂の勝利が一旦は宣せられた。しかし、今度はカラジンスカヤ陣営がその裁定にチャンレジすると、カラジンスカヤが登坂を場外に押し出す前に登坂のバックを取っていたと見なされて1ポイントが追加されてカラジンスカヤの勝利ということになり、再び判定が覆されることとなった。本来ならチャレンジ後に出た結果に対する相手のチャレンジは認められず、この試合でジュリー(審判長)を務めたマリオ・サレトニグ自身もそれを認めたものの、「先にチャレンジしたのはカラジンスカヤ陣営だ」などと全く事実に反する弁明をして、登坂陣営の抗議を受け付けようとはしなかったという〔【焦点】納得できない審判長説明…登坂絵莉が“誤審”で世界一逃す 日本レスリング協会 2012年10月1日〕〔登坂 判定覆り悔しい銀も小原の後継者に名乗り! スポーツニッポン 2012年10月1日〕。 2013年6月の全日本選抜レスリング選手権大会で優勝して、前年に続き世界選手権代表に選ばれた。7月のユニバーシアードでも優勝を飾った〔登坂が金メダル 女子レスリング/ユニバ 日刊スポーツ 2013年7月13日〕。 2013年9月の2013年レスリング世界選手権では順調に勝ち上がり、決勝ではベネズエラのマエリス・カリパにテクニカル・フォール勝ちを収めて前回大会にて誤審で2位に終わった雪辱を果たして初の世界女王に輝いた〔20歳登坂が48キロ級初の金 日本女子21人目の快挙 産経新聞 2013年9月19日閲覧〕。 2014年にはワールドカップで優勝すると、全日本選抜でも決勝で51kg級から階級を落としてきた同郷の宮原を破って3連覇を達成して、世界選手権代表に選ばれた〔全日本女子レスリング 登坂が県勢対決制す 〕。世界選手権では決勝でポーランドのイウォナニナ・マトコフスカに10-2の大差を付けて勝利を収めて、世界選手権2連覇を達成した〔登坂が2連覇=55キロ級の浜田は初優勝-世界レスリング 時事通信 2014年9月10日〕。続くアジア大会では決勝で2013年の51kg級世界チャンピオンである中国の孫亜楠を5-1で破って優勝した〔レスリング女子、登坂と渡利が「金」 仁川アジア大会 日本経済新聞 2014年9月27日〕。12月の全日本レスリング選手権大会では3連覇を成し遂げた。 2015年6月の全日本選抜では4連覇を達成して、世界選手権代表に選ばれた〔登坂、冷静に4連覇=全日本選抜レスリング 時事通信 2015年6月21日〕。9月の世界選手権では決勝でロンドンオリンピック銀メダリストであるアゼルバイジャンのマリヤ・スタドニクと対戦した。消極的であるとしてアクティビティタイム(AT)の警告で2ポイントを先取されるが、終了10秒前にビッグポイントとなる片足タックルで同点に追いついた。同点の場合はビッグポイントを取った方が勝者となるため、スタドニク側は登坂のポイントは場外に押し出した1ポイントではないかと判定に異議を唱えるチャレンジ権を行使するも、認められなかったことでポイントは3-2となり、登坂が世界選手権3連覇を達成した。今回優勝したことで12月に行われる全日本選手権に出場さえすれば、規定によりリオデジャネイロオリンピック代表に内定することになった〔 読売新聞 2015年9月10日〕〔 東京スポーツ 2015年9月10日〕〔レスリングルールの変更について 〕。力の強い外国選手対策として12月の全日本選手権では1階級上の53kg級に出場すると、決勝では九州共立大学3年の入江ななみと接戦になりながらも競い勝って、オリンピック代表を決めた〔吉田と登坂が五輪に内定 NHK 2015年12月23日〕。 2016年2月のアジア選手権では準決勝で孫亜楠に4-5で敗れて3位に終わり、2012年の世界選手権以来3年半ぶりの敗戦を喫することになった。また、連勝記録も59で止まった〔 時事通信 2016年2月19日〕。 FILA世界ランキングは1位(2016年2月現在)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「登坂絵莉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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