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白井 健三(しらい けんぞう、1996年8月24日 - )は、日本の体操競技選手。 == 人物 == 1996年8月24日、神奈川県横浜市出身。左利き。実兄2人が体操をしていたため、自身も3歳より始める。 小学校3年の時に両親が設立した鶴見ジュニア体操クラブに入り、本格的に体操競技に取り組み始める〔白井、史上最年少世界キップ!池谷抜いた サンケイスポーツ 2013年7月1日閲覧〕。 2011年、横浜市立寺尾中学校3年時に全日本体操競技個人種目別選手権大会に出場、床運動にて2位に食い込んで注目を集めた〔 日本体操協会 2011年11月6日〕。 2012年、神奈川県立岸根高等学校に入学。その年に福建省莆田市( )で開催された第5回アジア体操競技選手権では16歳ながら日本代表に選出され、男子種目別床運動で15.225点をマークして優勝を飾った〔白井、床運動で優勝 アジア選手権/体操 サンケイスポーツ 2012年11月14日閲覧〕。 2013年、第67回全日本体操競技団体・種目別選手権大会 男子種目別の床運動では第一人者の内村航平や加藤凌平らが欠場する中、F難度の後方宙返り4回ひねりを決めるなど、計22.5回ものひねりを入れた構成をやってのけ、15.900点(Dスコア7.3)をマークして優勝。内村や加藤も驚くほど高いひねりの技術をこの大会で見せ、第44回アントウェルペン世界体操選手権()日本代表に選出された〔。内村は「ひねりすぎて気持ち悪い」と高く評価している。 10月の世界体操選手権の種目別予選では、床運動で新技「後方伸身宙返り4回ひねり」と「前方伸身宙返り3回ひねり」を、跳馬でも新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を成功させ、国際体操連盟よりそれぞれ「シライ」「シライ2」「シライ/キムヒフン」〔跳馬は同じく成功した韓国の金煕勲との連名。〕と命名された〔『産経新聞』2013年10月2日〕。10月5日に行われた種目別の床運動決勝では16.000点をマークし、金メダルを獲得した〔17歳白井が金メダル 日本勢で最年少 世界体操ゆか 朝日新聞 2013年10月5日〕。この驚異的な成績から国内では「ひねり王子」、海外では"Mister Twist"と賞賛され、一躍注目を集めた〔器械体操解説サイト 床運動後方宙返り4回ひねり 2013.10.12閲覧〕〔(英語)〕。 当初は大会期間中に「シライ」「シライ/キム・ヒフン」については命名が決定していたが、大会後の2013年10月25日に世界選手権大会で披露した「前方伸身宙返り3回ひねり」(F難度)について国際体操連盟の審議により「主要国際大会で初めて成功したと認められる」と判定し、この技を「シライII(ツー)」とすることが決まった〔「シライ2」と命名 白井の3つ目の新技「前方伸身宙返り3回ひねり」 (産経新聞2013年10月25日 同10月26日閲覧)〕。後に、「シライ」は「シライ/グエン」に名称が変更された〔同選手権で成功させたベトナムのトゥアン・ダット・グエンとの連名。〕〔「シライ」→「シライ/ニュエン」に変更 日刊スポーツ 2014年4月5日〕。 2014年9月4日、男子史上最年少の17歳1ヶ月での世界選手権金メダル獲得と、床運動で初めて「後方伸身宙返り4回ひねり」(シライ/グエン)を成功させたことに対してギネス世界記録に認定されたことが発表された〔シライ:白井選手「後方伸身宙返り4回ひねり」ギネス認定 毎日新聞 2014年9月4日〕。 2015年より日本体育大学に進学した〔体操の白井健三が日体大入学 元大関琴欧洲も編入 スポーツニッポン 2015年4月3日閲覧〕。2015年世界体操競技選手権では37年ぶりの団体優勝に貢献し、種目別ゆかでは金メダルを得た。 2015年12月の豊田国際体操競技大会において「後方伸身2回宙返り3回ひねり」(最高のH難度)を成功させ、翌年2月13日に国際体操連盟(FIG)より「シライ3」と命名された〔白井健三の新技「シライ3」を最高の「H」難度で認定 国際連盟 『産経新聞』2016年2月13日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白井健三」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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