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白十字堂 : ミニ英和和英辞書
白十字堂[はくじゅうじどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十字 : [じゅうじ]
  1. (adj-na,n) cross 2. crossed 3. cruciform 
: [じ, あざな]
 【名詞】 1. character 2. hand-writing 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

白十字堂 : ウィキペディア日本語版
白十字堂[はくじゅうじどう]
白十字堂(はくじゅうじどう)は、大正から昭和にかけて東京の各所に支店を展開した喫茶洋菓子店。
== 歴史 ==
アメリカで近代式経営法を体得し、かつ広告学を修めた田口善一〔1886年明治19年)鹿児島県曽於郡財部村生まれ。〕が、同じくアメリカ帰りの職人を雇って1919年大正8年)東京市本郷東片町に創業した。当初は洋生菓子などの製造卸のみであったが、赤字が続いたため4年目から喫茶区画を併設した小売店を神田三崎町に開いた。広告学を応用した明るく綺麗な店舗には、まず西洋人が来店し始め、その後日本人にも客層が広がっていった。関東大震災後、東京の復興とともに加速した西洋化の波に乗って繁盛し、1930年昭和5年)には帝大正門前(本郷区)の本店を筆頭に、小石川駕籠町神楽坂浅草日本橋神田四谷塩町新宿三丁目〔新宿店は喫茶、販売に加え、レストランを併設。〕に直営店を構え、ほかにも田口の友人が任されていた店舗が4つあった。
店名の「白十字」は、一度聞けば絶対に忘れず、かつ好感をもって受け取られるとのことで名付けられたもので、また暗に創業者田口の出身地である薩摩島津家家紋)を象徴している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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