|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 白 : [しろ] 【名詞】 1. white ・ 峰 : [みね] 【名詞】 1. peak 2. ridge ・ 弁 : [べん] 1. (n,n-suf) speech 2. dialect 3. braid 4. petal 5. valve 6. discrimination
白峰弁(しらみねべん)とは、石川県白山市旧白峰村で話されている日本語の方言である。北陸方言の一種。ジゲ弁・白峰ことばとも言う。 音韻は表日本的で、/tu/の音素が存在する〔加藤和夫(1996)「白山麓白峰方言の変容と方言意識」: 323-345〕。アクセントは京阪式アクセントとも東京式アクセントとも異なる(詳しくは加賀弁#アクセントを参照)。文法や単語に古風なもの・特殊なものが多い。地区内でも白峰北部・南部、桑島東島・西島・山間部と違いが見られる。 == 地勢的特徴 == 白山麓旧5ヶ村中最も山深いところにあり、山一つ超えれば福井県という地点にある。江戸時代は加賀藩ではなく福井藩預かりの天領であり、廃藩置県後しばらくは本保県(福井県)に属していた。1934年(昭和9年)に発生した手取川大洪水では石川県側へ下りる道路が遮断され、いち早く援助物資を届けたのは福井県の勝山市であった。 旧白峰村は牛首(うしくび=今の白山市白峰)と桑島(くわじま=今の同市桑島)の二つの大きな集落と山間部に点在した出作り集落(今は消滅)からなるが、牛首の住民は自分達の集落のことを「ジゲ」と言い、桑島のことを「シマ」と言った。「ジゲ」は漢字を当てると「寺家」であり、熱心な浄土真宗門徒衆である地域柄が窺える(人口1000人強の村に寺院が五つも存在する)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白峰弁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|