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【名詞】 1. quercus myrsinifolia 2. bamboo Leaved Oak 3. quercus myrsinaefolia =========================== ・ 白 : [しろ] 【名詞】 1. white ・ 白樫 : [しらかし] 【名詞】 1. quercus myrsinifolia 2. bamboo Leaved Oak 3. quercus myrsinaefolia ・ 樫 : [かし] (n) evergreen oak
シラカシ(白樫・白橿)は、ブナ科コナラ属の常緑高木、いわゆるカシ類の一種である。学名''Quercus myrsinifolia'' (シノニム''Cyclobalanopsis myrsinifolia'')。 名前は、材が白色であることから。樹皮の黒さから「くろかし」の名もある。 *分布 : 福島県以西、朝鮮半島南部の山地に自生するが、主に関東地方の照葉樹林帯に多い。照葉樹林の構成種ではあるが、この森林帯の北限付近で多く見られる。本州南岸以南では数が少ない。 *樹高 : 20m *樹皮 : 黒色。 * 葉 : 5〜12cmの長楕円形で互生し厚い。上半部の縁には鋸歯があり、上面は濃い緑色でつやがあり、下面は薄い緑。ウラジロガシのように白いわけではない。 * 花 : 雄花は6〜9cmの尾状花序で黄褐色、雌花は数花を上向きにつける。 *果実 : 堅果で、下部は殻斗に包まれる。10月頃結実。 *用途 *樹木 : 防風樹、防火樹、生垣、公園樹、街路樹、庭木。 * 材 : 固くて重く、弾力に富む。器具、薪。木刀。 * 葉 : ウラジロガシと同様の結石溶解作用があるとして、民間薬として服用される。 == 天然記念物 == 都道府県指定 *広島県 : 井永のシラカシ - 広島県府中市上下町井 永井永八幡神社境内 *兵庫県 : 男坂神社のシラカシ林 - 兵庫県養父市大屋町宮垣 男坂神社境内 *兵庫県 : 上森神社のシラカシ大木 - 兵庫県養父市大屋町蔵垣 麓の神社境内(2011年1月倒木) *鳥取県 : 熊野神社の社叢 - 鳥取県西伯郡南部町 金華山 熊野神社境内 *広島県 : 熊野神社のシラカシ - 広島県三次市畠敷町628 熊野神社境内 *神奈川県 : 東高根のシラカシ林 - 神奈川県川崎市宮前区神木本町2 *広島県 : 仁賀のシラカシ群 - 広島県三次市三良坂町仁賀 *愛媛県 : 三嶋神社のシラカシ - 愛媛県大洲市河辺町三嶋2460 三嶋神社境内 *長野県 : 南羽場のシラカシ - 長野県上伊那郡飯島町本郷279 *神奈川県 : 大和のシラカシ林 - 神奈川県大和市上草柳1728 泉の森内 *栃木県 : 龍興寺のシラカシ - 栃木県下野市薬師寺1416 龍興寺境内 *広島県 : 領家八幡神社の社叢 - 広島県庄原市総領町下領家 領家八幡神社境内 市町村指定 *つるぎ町 : 天日神社のシラカシ - 徳島県美馬郡つるぎ町一宇字久藪 天日神社境内 *大鹿村 : 鹿塩西の樫の木 - 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩西 *山梨市 : 上神内川のシラカシ - 山梨県山梨市上神内川 *たつの市 : 河内神社のシラカシ林 - 兵庫県たつの市新宮町宮内16 河内神社境内 *座間市 : 栗原神社のシラカシ - 神奈川県座間市栗原中央4-4-10 栗原神社境内 *庄原市 : 慶雲寺のシラカシ林 - 広島県庄原市比和町三河内 慶雲寺境内 *邑楽町 : 五位堂のシラカシ - 群馬県邑楽郡邑楽町篠塚615 *萩市 : 弘法堂のシラカシ - 山口県萩市川上野戸呂 *甲府市 : 塩沢寺のシラカシ林 - 山梨県甲府市湯村3-17-2 塩沢寺境内 *桐生市 : 白髭神社のシラカシ - 群馬県桐生市織姫町1-1 白髭神社境内 *さいたま市 : 瀬ヶ崎のシラカシ - 埼玉県さいたま市浦和区瀬ヶ崎3丁目 *久万高原町 : 大元神社のシラカシ - 愛媛県上浮穴郡久万高原町露峰 大元八幡神社境内 *北杜市 : 東漸寺のシラカシ - 山梨県北杜市須玉町若神子 東漸寺境内 *鏡野町 : 古川のシラカシ - 岡山県苫田郡鏡野町古川1317 古川神社境内 *さいたま市 : 満福寺のシラカシ - 埼玉県さいたま市北区日進町2-1003 満福寺境内 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シラカシ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Quercus myrsinifolia 」があります。 スポンサード リンク
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