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白蔵主 : ミニ英和和英辞書
白蔵主[はくぞうす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [そう, くら, ぞう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 

白蔵主 : ウィキペディア日本語版
白蔵主[はくぞうす]
白蔵主/伯蔵主(はくぞうす)は、日本妖狐稲荷神
大阪府堺市にある少林寺に逸話が伝わっている。また、江戸時代の奇談集『絵本百物語』に「白蔵主」と題した奇談がある。
京都府京都市にある大徳寺塔頭龍源院に「白蔵主」の屏風がある他、大分県佐伯市の海福寺、大阪府能勢町の七寶寺でも「白蔵主大善神」として祀られている。
狂言釣狐の題材となったとされる。
== 少林寺の「白蔵主」 ==

永徳元年(1381年)に、和泉にある少林寺塔頭の耕雲庵の住侶に白蔵主という僧がいた。白蔵主は稲荷大明神を常に信仰して、毎日法施を怠らなかった。
ある時、竹林にて三本足の白狐に出会い、連れて帰って可愛がった。この狐には霊性があり、吉凶を告げたり、盗難を防いだりした。
白蔵主には狩猟が好きな甥がいたが、白狐はこの甥を恐れ、白蔵主に化けてその甥の家に行き、殺生の罪について語り、戒めた。
しかし、この甥は、狐が白蔵主に化けていることに気付き、鼠の天ぷらで引き寄せ殺してしまう。
その後の人達によりこの白狐は「白蔵主稲荷」として奉拝された。
この話は江戸時代の地誌である『堺鑑』、『泉州志』、『和泉名所図会』や、江戸時代の随筆『和語連珠』(『和漢故事談』)等に掲載されている。
少林寺では毎年3月21日に春季祭という鎮守白蔵主稲荷の例祭が行われている。
なお『和泉名所図会』の挿絵を担当した竹原春朝斎の子が、『絵本百物語』の挿絵の竹原春泉であり、親子ともに白蔵主の絵を描いていることになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「白蔵主」の詳細全文を読む




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