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白藤花夜子 : ミニ英和和英辞書
白藤花夜子[しろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 
: [よる]
  1. (n-adv,n-t) evening 2. night 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

白藤花夜子 ( リダイレクト:藤本由香里 ) : ウィキペディア日本語版
藤本由香里[ふじもと ゆかり]

藤本 由香里(ふじもと ゆかり、1959年8月13日 - )は、熊本県に生まれ育った漫画研究家、明治大学国際日本学部教授。元筑摩書房編集者マンガ評論や、女性セクシュアリティ(いわゆるジェンダー論)、家族論、あるいは時事問題を扱う評論家作家、性(セックス)の研究も行なうリベラル・フェミニスト文化庁芸術選奨推薦委員。国立国会図書館納本制度審議会委員〔【表現規制反対!】東京都青少年の健全な育成に関する条例の改正案【問題多すぎ!】ver 2 (ブログ『弁護士山口貴士大いに語る』 2010年3月12日)〕。「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」(同条例反対派団体)代表〔都・マンガ規制の問題点を読売新聞が身を呈して実証 PJニュース.net 2010年03月16日 08:28 JST)〕。自称・風俗評論家として白藤 花夜子(しらふじ かやこ)という別名がある〔「藤本由香里著『快楽電流』刊行始末」 (1999年5月26日)ほぼ日刊イトイ新聞〕〔松文館裁判: 第8回公判 弁護側証人尋問 〜その13〜 (藤本証言は次のページにも続く)〕。
編集者として手がけた書籍として『レイプ・男からの発言』(1988年)、『発情装置』(1998年)、『東大上野千鶴子にケンカを学ぶ』(2000年)、『竹宮惠子のマンガ教室』(2001年)、など多数ある。評論家としては、マンガ、とりわけ少女マンガ・レディースコミックフェミニズムを基軸に現代女性・少女が直面する「恋愛」(あるいは「の幻想」)、「」、「家族」、「仕事」〔働く女性の博物館 企画展展示品: 「コミックでたどる女性と仕事展」 は、藤本が企画した300枚弱のパネル展示。(開催: 2000年1月21日 - 3月31日。貸出可)〕〔『ニュー・フェミニズム・レビュー vol.5』(1994年)の論考「お仕事!」で、1980年代末ごろ次々と連載が始まった刀根夕子『OLグラフィティ』や深見じゅん悪女 (漫画)』などの「OL仕事コミック」を、弘兼憲史課長島耕作』や聖日出夫『なぜか笑介』などと対比している(シリーズ五冊目『リスキー・ビジネス』p.130)。〕、「生き方」と、それらの変化・変遷を一貫して凝視し、さまざまな媒体で発言。女性のセクシュアリティは時代の関数であって時代の移り変わりによって変化すると主張している。マンガ作品ごとの小評論やコメントは数多く、少女マンガ愛読者からの支持は少なくない。
== 概要 ==
子どものころから読書が好きで〔読売新聞日曜版「どんな仕事? 藤本由佳里さん」(2001年10月28日。ヨミウリ・ジュニア・プレスの児童・生徒が取材した記事)〕 熊本市立藤園中学校熊本県立熊本高等学校を経て、東京大学教養学科を卒業。就職先を決める際、総合出版社ならば自由がきくという理由から〔筑摩書房を選んで入社した。
筑摩書房第4編集室で編集者として女性のセクシュアリティ、コミュニケーション論、社会問題などの書籍を手がけて〔勤務するかたわら、明治学院大学〔講座「芸術・社会・人間」。前出の脚注「松文館裁判: 第8回公判 弁護側証人尋問 〜その13〜」参照。〕、早稲田大学〔夏期集中講座「漫画史」。前出の脚注「松文館裁判: 第8回公判 弁護側証人尋問 〜その13〜」参照。〕で講師も。また日本マンガ学会の設立に立ち会い〔「『日本マンガ学会』ができるまで 情報の共有へ向けて」『ユリイカ』2006年1月号特集「マンガ批評の最前線」、ISBN 4791701429 〕、同学会の第一回総会(2001年11月3日)から小野耕世(映画評論家)、呉智英(評論家)らとともに理事も務めている〔WELCOMEマンガ大学: お知らせ 「日本マンガ学会 第1回総会・大会レポート」で拍手承認で理事に就任。〕。『AERA』編集長から「畏友 (!?)」〔「萩尾望都にため息 ">【編集長日記】萩尾望都にため息 」(2006年5月1日)AERA-net.jp〕と呼ばれたこともある。
編集の仕事は、筑摩書房で年間7、8冊の編集を担当するため、常時30冊ほど出版予定をかかえ、「編集者ってまるで皿回しみたいに息つく暇がない」、とぼやき〔つつも、その編集の仕事で『竹宮惠子のマンガ教室』を手がけるかたわら、少女マンガを中心とするマンガ評論を執筆。特に少女マンガ評論には定評がある〔tinami.com: インタビュー: 藤本由香里「少女マンガのセクシュアリティ 〜レイプからメイドへ〜」 前半: (2001年9月1日。全四ページ)、後半: (2001年10月2日。表紙ページ含めて全六ページ)〕。処女作の単著『私の居場所はどこにあるの?』は、少女マンガ評論に新たな可能性を切り拓いたと評されている〔前出の脚注 tinami.com: インタビュー: 藤本由香里「少女マンガのセクシュアリティ 〜レイプからメイドへ〜」後半部の表紙ページ下部の著作紹介参照。〕。とりわけフェミニスト著作者からは、フェミニズム関連書の意欲的な編集が高く評価されている。2001年に取材された際、「私ほど、好きな本ばかり作ってきた人はいないかも」と自身のそれまでの仕事を語ってみせた〔。筑摩書房からは2007年末をもって退職〔雑誌『アックス』61号の近況欄より〕。
また、女性のセクシュアリティについて考察を深めるため、女性にとっての性(セックス)も研究し、この分野における論客ともなっている〔みんぱくミュージアム劇場 からだは表現する「オーガズム 〜身体を超える意志 ">「20世紀のエロス」オーガズム 〜身体を超える意志 」(2000年4月29日、国立民族学博物館で開かれたディスカッションでパネリストの目玉として登壇、ディスカッションの俎上にのった話題一覧は、藤本が女性の性(セックス)分野で論客であることを示す一例となっている)〕。
同時に、マンガ評論専門家として朝日新聞社主催の手塚治虫文化賞審査員(2000年、2002年、2006年)や、講談社漫画賞選考委員(2006年)、文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員〔審査員となったのは故・米沢嘉博さんのピンチヒッターだったと本人は明かしている 。〕(2006年)などを歴任。
2008年明治大学に新設された国際日本学部准教授、2014年教授。同僚の森川嘉一郎らと、各種シンポジウムの開催、「米沢嘉博記念図書館」の創設などに携わっている。
2010年東京都青少年の健全な育成に関する条例改正問題に関しても、積極的に活動、発言している〔インターネットでも聴けるTBSラジオ「アクセス」放送中。「都の非実在青少年規制」について。 ゲストは藤本由香里さん。ご意見は 03-3584-0954(受付21時半 - )。 (Twitter:文化系トークラジオ Life / TBSラジオ&コミュニケーションズ 2010年3月9日)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤本由香里」の詳細全文を読む




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