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白馬高地の戦い(日本語:ペンマコジのたたかい、はくばこうちのたたかい、韓国語:白馬高地戰鬪、、中国語:、英語:)は、朝鮮戦争中の1952年10月6日に開始された国連軍及び中国人民志願軍による戦闘。 395高地()をめぐって14日間、12回にわたる争奪戦を繰り広げ、頂上の主が7回も入れ替わるほどの激戦であった。この戦闘で国連軍は21万9954発、中共軍は5万5000発の砲弾を使用した。 == 経緯 == 1952年、鉄原-金化地区では、アメリカ軍第9軍団が7月中旬に西から韓国軍第9師団、アメリカ軍第7師団、韓国軍第2師団を第一線に配置するとともに、アメリカ軍第40師団を予備として控置し、中共軍第15軍、第38軍と対峙していた。夏の間は小康状態を保っていたが、秋になると中共軍が第9軍団の前哨陣地に対する大々的な攻撃をかけてきたため、国連軍も限定的ながらも積極的な攻勢をとることで熾烈な高地争奪戦が展開された〔。 第9軍団左翼の第9師団は1951年10月17日から鉄原地域に投入され、395高地から中江里()までの11キロにわたる鉄原平野を防御していた。第9師団正面には中共軍第38軍の第114師第340団、第324団が配備されており、第113師が左隣接部のアメリカ軍第2師団正面に、第112師が予備として南山谷()付近に配置されていた〔。 第9師団の主抵抗線は、左端の395高地を除く大部分が鉄原平野を横切る開豁地であった〔。一方、中共軍は暁星山をはじめ有利な高地を占領して第9師団の防御地域を瞰制(かんせい)していた〔。そのため全般的に第9師団の防御は脆弱であり、さらに師団の主抵抗線5キロ前方にある蓬莱湖()は作戦地域内の駅谷川()を氾濫させるため、師団の作戦に大きな影響を及ぼした〔。 第9師団は9月22日から左第一線に第30連隊、右第一線に第29連隊を配置し、第28連隊を予備とする一方で、その他に配属された第51連隊を大隊単位で運用して主抵抗線を防御していた〔。395高地の防御を担当した第30連隊は、395高地に第1大隊、中馬山()一帯に第2大隊、駅谷川南岸に予備の第3大隊を配置していた〔。 第30連隊が占領していた395高地は、鉄原の西南部を構成する重要な要衝であり、ここを中共軍に占領されれば鉄原平野を瞰制されるだけでなく、国連軍の兵站線である国道3号線をはじめとする多くの補給路が使用できなくなる。 当時第9師団は敵の企図について、395高地を奪取し、鉄原平野を制圧するとともに大攻勢の基盤を構築し、鉄原を中心とした広範囲の地域を統制することで、中部戦線で戦略的支点を確保し、自軍に大きな影響を及ぼそうとするものと判断し、防御態勢を強化した。 金鐘五少将は、将兵に中共軍の戦術を徹底的に教育させ、夜間射撃と白兵戦訓練を繰り返した。さらに塹壕はすべて有蓋壕にし、負傷兵が退避することができる施設を構築した〔。また砲兵を適時に動員できれば自軍の被害を最小限にして敵には十分な打撃を与えることができると考え、第9軍団長のジェンキンス中将と相談して砲兵支援が不足しないように措置した。 気象は晴天が続き、夜間も月光により比較的観測が良好であるため、国連軍の航空支援に有利であった〔。 全戦線にわたり中共軍の攻勢の兆候が出始めたので、偵察と警戒を強化していたが、10月3日、中共軍の将校が帰順し、「第114師が10月4日 - 6日の間に、395高地に対する攻撃を行う」と供述した〔。これによって第9師団は395高地の防御兵力を2個大隊に増強するとともに、師団予備をもって直ちに反撃できるように措置し、偵察を強化した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白馬高地の戦い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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