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白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)は、唐代の詩人・李白の五言絶句「秋浦歌」第十五首の冒頭の一句。 「縁愁似箇長(うれいによりてかくのごとくながし)」と続き、通常、「積もる愁いに伸びた白髪の長さは、三千丈(約9キロメートル)もあるかのように思われる」と解釈されている。日本においては、この一句のみを取り出して、中国の極端な誇張表現の例だとして、批判的に用いる状況にある。 ==どうして「三千丈」か== 「三千丈」という表現の背景には、作詩上の制約がある。 「白髪三千丈」の平仄について見れば、最初の二字「白髪」が仄仄であり、近体詩の規則によれば、続く二字は平平でなくてはいけない。一方、一~九までの漢数字及び十・百・千・万・億・兆という位数のうち、平声の字は「三」と「千」のみである(京も平であるが、通常使用される位数ではない)。この結果、句頭に「白髪」を示した時点で、次に続く数字はほぼ選択の余地なく「三千」に定まってしまうことになる。〔出典:高島俊男著『イチレツランパン破裂して お言葉ですが(6)』文春文庫138-143頁〕また、句末の一字は、仄でなくてはいけないため、ここに長さを示す字を置くとなると、仄声である「寸」、「尺」、「丈」等から選択するしかない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白髪三千丈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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