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白鳥大橋(はくちょうおおはし)は、北海道室蘭市陣屋町3丁目から祝津町2丁目へ至る国道37号白鳥新道の橋。自動車専用道路であるが、通行無料となっている。 橋の名前は、室蘭港の別名「白鳥湾」から名づけられた〔工業港となる以前の室蘭港は白鳥の飛来地で、「白鳥の澗」とも呼ばれていた。〕〔。 平成10年度「土木学会田中賞」・平成10年度「照明普及賞・優秀施設賞」を受賞。夜間は風力発電によってライトアップされており、平成20年には「日本夜景遺産・ライトアップ遺産」に選定されている。 == 概要 == 室蘭港(白鳥湾)の絵鞆半島にある祝津町と陣屋町を結び、関東以北では最大の吊り橋となっている〔。 北海道開発局室蘭開発建設部初代部長の猪瀬寧夫が、馬蹄形である室蘭の地形に発展の支障を覚え、1955年(昭和30年)に室蘭民報新年号の「初夢特集」で「室蘭港湾口架橋構想」を提唱したのが建設の発端となった〔。 昭和30年代の計画段階ではトンネル案もあったが、橋梁として基本計画が作成された。昭和56年度に事業化後、昭和58年度の「白鳥大橋技術調査委員会」では橋梁方式を斜張橋から吊り橋へと変更した〔。 事業計画では有料道路事業が望ましいとされ、有料の場合でも昭和75年(2000年)交通量を16,300台/日と見込んでいたが、室蘭市の産業衰退や人口減少などにより採算性が問題視されていた。白鳥大橋の完成が近づいてくる中、運営を委託する予定であった日本道路公団が運営受託に難色を示し、北海道も地方道路公社を設立しての運営は困難と判断した。そこで、地元選出の国会議員(当時)鳩山由紀夫が通行料に関する問題を提起し、議論の末1996年(平成8年)に北海道開発局長から暫定無料の方針が表明された。総事業費1,000億円規模の道路事業が通行料無料で開通するのは全国でも異例のことであった。 2010年度(平成22年度)の24時間平均通行量は11,552台。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白鳥大橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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