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白鳳期 : ミニ英和和英辞書
白鳳期[はくほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [ほう]
 【名詞】 1. mythical Firebird God (sometimes erroneously associated with 'phoenix') 2. male Hinotori
: [き]
  1. (n,n-suf) period 2. time

白鳳期 ( リダイレクト:白鳳 ) : ウィキペディア日本語版
白鳳[はくほう]

白鳳(はくほう)は、寺社の縁起や地方の地誌や歴史書等に多数散見される私年号(逸年号とも。日本書紀に現れない元号をいう)の一つである。通説では白雉650年654年)の別称、美称であるとされている(坂本太郎等の説)。
二中歴』等では661年683年。また、中世以降の寺社縁起等では672年685年の期間を指すものもある。
なお、『続日本紀』神亀元年冬十月条(724年)に「白鳳より以来、朱雀以前、年代玄遠にして、尋問明め難し。」といった記事がみられる。

== 由来 ==
の『文心雕龍』「第四十八節知音篇」の以下の部分にもとづき、「白雉」を「白鳳」と言い換えたのではないかとされる。
;(原文)
: 夫麟鳳與麏雉懸絶、珠玉與礫石超殊……然魯臣以麟為麏、楚人以雉為鳳、魏民以夜光為怪石、宋客以燕礫為寶珠。形器易徵、謬乃若是。文情難鑒、誰曰易分。
;(書き下し)
: 夫れ麟鳳と麏雉は懸絶し、珠玉と礫石は超殊す……然るに魯臣は麟を以て麏と為し、楚人は雉を以て鳳と為し、魏民は夜光を以て怪石と為し、宋客は燕礫を以て宝珠と為す。形器 徵はれ易きも、謬ること乃ち是くの若し。文情 鑒(かんが)みること難し、誰れか分かち易しと曰はん。
;(大意)
: 麒麟と麏(のろじか)あるいは鳳凰の間には大きな隔たりがあり、真珠砂利とでは余りに異なっている……ところがの臣下は麒麟を麏とみなし、の人は雉を鳳凰と間違えの民は夜光の玉を怪しい石と思い、の客は石ころ宝珠と思い込んだ。形あるもは外見の見分けがつきやすいのにもかかわらず、それでもこのような間違いが起こる。(ましてや)文学の精神など見定めることは難しい、これを判別しやすいなどと誰がいえるだろう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「白鳳」の詳細全文を読む




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