翻訳と辞書
Words near each other
・ 百万梅治
・ 百万町歩開墾計画
・ 百万石
・ 百万石 (小惑星)
・ 百万石まつり
・ 百万石通り
・ 百万石音楽祭〜ミリオンロックフェスティバル〜
・ 百万言
・ 百万遍
・ 百万遍交差点
百万遍念仏
・ 百万遍知恩寺
・ 百万都市
・ 百万長者
・ 百万長者と結婚する方法
・ 百万長者の初恋
・ 百万馬力
・ 百丈懐海
・ 百三十三銀行
・ 百世


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

百万遍念仏 : ミニ英和和英辞書
百万遍念仏[ひゃくまんべんねんぶつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひゃく]
  1. (num) 100 2. hundred 
百万 : [ひゃくまん]
 【名詞】 1. 1,000,000 2. one million 
百万遍 : [ひゃくまんべん]
 【名詞】 1. million times 2. praying a million times
: [よろず]
  1. (adv,num) 10,000 2. ten thousand 3. myriads 4. all 5. everything
: [ねん]
 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care 
念仏 : [ねんぶつ]
  1. (n,vs) Buddhist prayer 2. prayer to Amitabha 
: [ほとけ]
 【名詞】 1. Buddha 2. merciful person 3. Buddhist image 4. the dead 

百万遍念仏 : ウィキペディア日本語版
百万遍念仏[ひゃくまんべんねんぶつ]
百万遍念仏(ひゃくまんべんねんぶつ)とは、自身の往生、故人への追善、各種の祈祷を目的として念仏を百万回唱えること。
本来は、個人が念仏を7日間(もしくは10日間)のうちに100万回唱えることで目的が成就されるとされている。ただし、複数の人間が同時同音で念仏を唱えることによって互いの念仏の功徳を融通することが出来るとする考え方もある(例えば、10人が10万回の念仏を同時に唱えることが出来れば、10×10万=100万となり100万回念仏を唱えたのと同じ効果があるとするものである。→融通念仏)。また、念仏の際に数取りのために大型の数珠をこすり合わせながら行う場合もある(複数で行う場合には数珠も揃える必要がある)。この際に用いられる数珠を百万遍数珠と呼ぶ場合がある。
百万遍念仏と極楽往生を結びつけた最初の人物は迦才であると言われている(『浄土論』)。日本にも平安時代に伝来され、浄土教の流行とともに盛んになった。元弘元年(1331年)、後醍醐天皇の命を受けた善阿が7日間にわたって百万遍念仏を行って達成させ、疫病を鎮めたとされている。彼が居住した知恩寺の別名「百万遍」はその時の褒賞として授けられた寺号である。室町時代から戦国時代にかけて宮中から地方の村々の間にまで百万遍念仏が広まり、宮中では1・5・9月の16日に行われることになっていた。伏見宮貞成親王日記看聞日記』の中で百万遍念仏の目的を「過去追善 現在祈祷」と端的に記している。
今日でも日本の寺院や地域の間において、鎮魂・追善・豊穣・除災などを目的として百万遍念仏を行われる事例がある。
== 関連項目 ==

*百万遍
*百万遍交差点

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「百万遍念仏」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.