|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 百 : [ひゃく] 1. (num) 100 2. hundred ・ 百夜 : [ももよ] (n) a hundred nights ・ 夜 : [よる] 1. (n-adv,n-t) evening 2. night ・ 通 : [つう] 1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. ・ 通い : [かよい] 【名詞】 1. coming and going 2. commuting
百夜通い(ももよがよい)とは、世阿弥などの能作者たちが創作した小野小町の伝説。 小野小町に熱心に求愛する深草少将。小町は彼の愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事をあきらめさせようと「私のもとへ百夜通ったなら、あなたの意のままになろう」と彼に告げる。それを真に受けた少将はそれから小町の邸宅へ毎晩通うが、思いを遂げられないまま最後の夜に息絶えた。 中世以降、百夜通いは小野小町の恋愛遍歴を象徴するエピソードとして民間にまで広く流布した。ただしそれは「衰老落魄説話」という後日談とともにである。能作者たちは老いて乞食(こつじき。被差別民・非人の呼称の一つ)となった小野小町を描く事で、彼女を伝説的な美女から、人生の栄枯盛衰を経た一人の女性に変えた。 ==関連項目== *小町算 *大岩街道 *通小町 *芍薬 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「百夜通い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|