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呉音(ごおん)とは、日本漢字音(音読み)の一つ。奈良時代に遣隋使や留学僧が長安から漢音を学び持ち帰る以前にすでに日本に定着していた漢字音をいう。漢音同様、中国語の中古音の特徴を伝えている。 一般に、呉音は仏教用語をはじめ歴史の古い言葉に多く使われる。 慣用的に呉音ばかり使う字(未〔ミ〕、領〔リャウ〕等)、漢音ばかり使う字(健〔ケン〕、軽〔ケイ〕等)も少なくなく、両者は日常的に混用されているものである。 == 総説 == === 特徴 === 呉音は雑多なものを含んでいると考えられ、漢音ほどの整った体系を備えていないが、以下のような特徴がある。 * 頭子音の清濁の対立構造を反映し、清音と濁音を区別している。 * 頭子音(声母)の鼻音 , については、漢音がダ行、バ行で伝えられたものが多いのに対し、ナ行、マ行のまま伝えられている。 * 末子音(韻尾)、とくに を表す規則が一定していない。呉音でも -ウ や -イ が添えられることが多いが、公(ク)のように省略されているものもある。双六(スゴロク)のようにガ行音を充てたものもいくらか見受けられる〔日本固有の地名や人名にも同様の字音を当てているものが見られる。相模(サガミ)、相良(サガラ)、愛宕(アタゴ)、鳳至(フゲシ)など。〕。 * の末子音を持つ入声には -チ が使われることが多い。漢音では -ツ が使われるところである。 * 切韻の音韻体系のうち、等呼の違いを一等韻にはア段音を使い、二等韻にはエ段音を使うことで区別している。漢音では両者ともア段音として区別していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「呉音」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Go-on 」があります。 スポンサード リンク
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