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百貝岳(ひゃっかいだけ)は、大峰山脈に属する奈良県吉野郡黒滝村の山。百螺岳とも。古くは鳥栖(とりすみ)山と呼ばれた。 == 概要 == 吉野山の最奥、青根ヶ峰から西に延びる尾根にある。山頂より西の斜面山腹には鳥住(とりすみ)の集落が広がり、集落と山頂の間には鳥住春日神社と鳳閣寺とがある。 百螺岳と呼ばれるようになったのは、聖宝が宇多上皇の勅命を受けて、大蛇によって閉ざされていた大峯山を開山するにあたり、山頂に登り法螺貝を吹き鳴らし、その音が百の法螺貝を吹き鳴らしたように山々に響き渡ったためといわれる。大蛇は、この法螺貝の響きに誘われて、山に向かってきたので、聖宝は法力をもって呪縛し、お供の箱屋勘兵衛が大鉞をふるって大蛇を斬りつけ退治した、と伝えられる。鳳閣寺には聖宝の法螺貝と、退治した大蛇の骨と伝えられる動物の骨が保管されているという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「百貝岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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