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皇紀二千六百年奉祝全国基督教信徒大会(こうきにせんろっぴゃくねんほうしゅくぜんこくキリストきょうしんとたいかい)は、1940年10月17日の神嘗祭の日に、神武天皇即位紀元2600年を記念するため、青山学院に2万人を集めて開かれた紀元二千六百年記念行事。 大会は宮城遥拝の国民儀礼でもって開始され、この日のために創作された天皇を賛美する「讃美歌」が歌われた。その後集まった会衆はこぞって明治神宮まで参拝した。大会は「吾等は全基督教会の合同の完成を期す」と宣言し、この決議に基づいて日本基督教団が成立した。 ==大会プログラム== ===午前の礼拝=== *開会の宣言 司会者富田満 *国歌斉唱(君が代) *宮城遥拝 *黙祷 *奉祝前奏曲 作曲木岡英三郎 *開会の辞 司会者富田満 皇統連綿という無比の歴史に意味があり、日本人の誇りはここにある。キリストの十字架の精神こそ滅私奉公という精神に最も近い。 *讃美歌54番 *聖書朗読 黙示録21章1節 「我また新しき天と新しき地とを見たり」 *祈祷 今泉真幸 二千六百年の昔に、神武の御門が大和の国をはじめ、皇国の基をすえたまいしことを感謝し奉る。爾来二千六百年の間、列聖相継いで皇国を知し召し給い、大八洲の民草広く深くその御恩に与かりしことを感謝し奉る。将士に一死報国の精神をあたえ、真にあなたの息子息女となることを得しめ給え。斯くすることに由って大君の赤子にふさわしい者とし、皇国の民草としての忠誠を全うさせてくださるように。 *讃美歌350番 *説教 阿部義宗 日本のキリスト教徒は新天新地の黙示を見ている。皇紀二千六百年の皇運を喜ぶ集まりであると共に、日本のキリスト教の歴史におけるペンテコステである。教会合同の黙示は、日本独自の神の恩寵である。 *祈祷 千葉勇五郎の祈り 一心一体祖国の使命達成のために、御国建設の為に、我らの身も魂も尽くすことをゆるしてくださるように。新しき天と新しき地を地上に実現する者となることができるように。 *聖歌隊「祝祭讃歌」 作曲岡本敏明 *奨励「献金の趣旨」 真鍋頼一 日本においてキリスト教徒の為すべきことは、大東亜建設の事業である。 *献金 *感謝祈祷 白戸八郎 東亜大陸における伝道事業の為に献金を用い、実を結ばせ給わんことを切に祈る。 *頌栄566番 *祝祷 松井米太郎 各種報告を持って午前の部終了。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「皇紀二千六百年奉祝全国基督教信徒大会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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