|
(n) profit =========================== ・ 益 : [やく, えき] 1. (n,n-suf,vs) gain 2. benefit 3. profit 4. use 5. advantage 6. being beneficial (useful, profitable, valuable) ・ 益金 : [えききん] (n) profit ・ 金 : [きん] 1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr)
益金(えききん)とは、法人税法第22条第2項において定められた法人税法において課税所得の基礎となる法人税法上の固有の概念である。「益金は、総体的な概念であって、法人税法が損益法的計算原理を採用している所得金額計算の積極的要素である」〔松沢智編著 『租税実体法の解釈と適用』〕と説明されている。 ==概要== 益金は、資本等の取引によるものを除いた法人の資産の増加をきたす収益の額とされる。つまり、法人税法では益金を取引に係る収益として捉えている。取引に係る収益とは、実現した利益のみが所得であるという考え方(実現主義)に基づくものであり、未実現利益については、原則として益金から除かれ、課税の対象外とされている。しかし、実現した利益は原則としてすべて益金に含まれるというのが当該規定の趣旨であるから、法人税法においても所得税法と同様に包括所得概念が構成されているといえる。従って、取引自体及び取引に関係する収益発生基因によって生じた収益は、営業内・外、合法・不法、有効・無効、金銭形態の如何に関わらず全て益金を構成するのである。 法人税法における法人の課税所得に関する基本構造は、法人税法第22条(各事業年度の所得の金額の計算)第1項において、「内国法人の各事業年度の所得の金額は、当該事業年度の益金の額から当該事業年度の損金の額を控除した金額とする。」と規定されている。つまり、法人税法における法人の課税所得は、益金の額から損金の額を差し引いた結果の額である。益金及び損金という法的概念を意義付けることによって、演繹的に法人税法における法人の課税所得の意義を明確にすることができる点から、これらの概念は特に重要である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「益金」の詳細全文を読む
=========================== 「 益金 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 ) 収益金 益金 スポンサード リンク
|