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盧循の乱 : ウィキペディア日本語版
盧循の乱[ろじゅんのらん]

盧循の乱(ろじゅんのらん)は、中国東晋末期の402年元興元年)3月に盧循が起こした反乱。先の孫恩の乱と合わせて孫恩・盧循の乱と呼ばれることもある。
== 広州占拠 ==
孫恩の死後、盧循らは臨海・永嘉(浙江省永嘉県)・東陽(浙江省東陽県)の諸郡(浙江省南部)で、朝廷の軍隊と攻防戦を繰り返していた。
403年(元興2年)の正月、盧循は東陽を襲撃し、8月には永嘉を攻撃した。劉裕は盧循を討伐して晋安(福建省)まで進撃した。盧循は切羽詰って、海路、番禺(広東省広州市)に行き、激戦の末広州を陥落させて刺史の呉隠之を追放した。盧循は自ら平南将軍を名乗り、朝廷に使者を送って貢物を献上した。当時の朝廷は桓玄を滅ぼしたばかりで内外とも憂慮すべき情勢だったため、ひとまず盧循を仮の征虜将軍・広州刺史・平越中郎将に任命した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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