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盧英[ろ えい]
盧 英(ろ えい)は中華民国の軍人。南京国民政府(汪兆銘政権)で要人となった。字は楚僧。 == 事跡 == 保定陸軍軍官学校第2期歩兵科を卒業。後に同学校の教官もつとめた。国民革命軍に参加し、第26軍第3師第7団団長、浙滬警備司令部偵緝処処長、上海市公安局偵緝総隊隊長などを歴任している。 1939年(民国28年)8月、汪兆銘(汪精衛)派の中国国民党中央委員に任命された。汪兆銘政権成立後の1941年(民国30年)7月、上海保安司令部副司令に任ぜられる。翌年8月、清郷委員会上海分会委員となった。1943年(民国32年)5月、上海物資調査委員会委員となる。8月、上海市第二警察局局長となり、さらに軍事委員会委員にも任命された。翌年7月、上海市警察局副局長となる。1945年(民国34年)4月、国民政府参軍長に起用された。 汪兆銘政権崩壊後、盧英は蒋介石の国民政府に逮捕、収監される。中華人民共和国成立後の1950年に処刑された。享年57。
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