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目出し帽 (めだしぼう)は、頭部、顔面、頸部の防寒・保温目的で着用する衣類の一種である。目・口の部分に穴を開けただけの、より隠れる部分が多いものも存在し、こちらはフェイスマスクと呼ばれることもある。 == 概要 == 視界を確保する必要性から、目の部分は空けられている。つばの付いたものもあり、帽子の一種と分類されることもある。普通に被るだけでなく、目の部分の窓を口の下まで引き伸ばす場合も多い。深さは、首を覆い尽くして余る程度のものから、顔と後頭部を完全に覆うに足るだけのものまであるが、概して厚手のものは深い。また、防寒具としての目出し帽には、生地が表裏二重(ダブル)になったものもある。比較的暖かいときには目から下の部分を折り返すか、まくり上げて着用される。 犯罪者は、犯罪を行う際における身元の割り出し対策として目出し帽で顔を隠すことが多いため、店舗では販売の際に注意している〔水曜日のダウンタウン|2014/12/10(水)放送 | TVでた蔵 〕。また、フィクション作品においても、特にフェイスマスクタイプのものが銀行強盗やテロリストなどを表すアイコンとして多用されてきたことから、「目出し帽=犯罪者の装備品」というイメージも根強い。 その一方、軍隊では頭部や顔面をガラス片や金属片などから保護するために目出し帽を着用する場合が多く、海上自衛隊では「顔面覆」と呼んでいる。また、テロ組織や犯罪組織・麻薬組織・反社会的カルト団体などに対応する警察・軍隊の特殊部隊などでは、これらの部隊の所属者や家族への報復(逆恨み)対策として、顔を隠せる目出し帽を着用して戦闘や警備活動、捜索を行うことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「目出し帽」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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