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目玉クリップ : ミニ英和和英辞書
目玉クリップ[めだま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
目玉 : [めだま]
 【名詞】 1. (1) eyeball 2. (2) loss leader (abbr) 3. drawcard 
: [たま, だま, ぎょく]
  1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin

目玉クリップ ( リダイレクト:クリップ ) : ウィキペディア日本語版
クリップ[たま, だま, ぎょく]

クリップ (clip) は、つかんで留め置くための器具。一定の状態で固定しておくことそのものを目的としているもの(などを挟むために用いられる文房具のクリップや髪を留めるヘアクリップなど)のほか、物に固定することを手段として一定の目的を果たす役割をもつもの(電線の接続を目的とする電子部品のクリップやはんだ付けの際に熱から電子部品を守るための放熱を目的とするヒートクリップなど)もある。なお、クリップ扇風機のように電気製品の本体と一体となっている場合もある。
== 歴史 ==
最も広く使われている細長い長円形のクリップは特許が取得されておらず、誰が発明者かはっきりしていないが、イギリスで1890年頃にゼム・マニュファクチュアリング・カンパニー (The Gem Manufacturing Company) が発明したと思われている。1899年コネチカット州ウォーターバリー出身のウィリアム・ミドルブルックが、この形のクリップを作る機械の特許を取得している。この形のものは現在でもゼムクリップと呼ばれており、スウェーデン語では全ての文房具のクリップをゼム (gem) と呼んでいる。
東ローマ帝国では真鍮製のクリップを使っていたため、この地の職人が発明した可能性が高い。しかし、1つずつ手作業で作られていたこともあり、あまりにも高価であったため、皇帝やわずかな貴族しか使用していなかった。
ノルウェー人のヨハン・バーラー (Johan Vaaler) が、1899年1901年に若干構造を変えたクリップの特許を取得したが、ゼムクリップのほうが機能性に優れていたため、広まらなかった。多くの本が誤ってバーラーを発明者としているが、これは間違いである。またノルウェー人が発明したわけでもない。しかし、バーラーが特許を取得するなど、ノルウェー人が関わっていたことが事実であるため、ゼムクリップは第二次世界大戦中、ドイツの占領下にあったノルウェーで抵抗運動のシンボルとして使われることとなった。イギリス亡命したホーコン7世に対する忠誠とノルウェーの団結を示すため、ノルウェー人はゼムクリップを服につけて密かに抵抗運動のシンボルとしていたのである。戦後、オスロの郊外にバーラーの名誉をたたえて巨大なゼムクリップの彫刻が建立された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クリップ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Paper clip 」があります。




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