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直江津捕虜収容所事件とは、太平洋戦争中に現在の新潟県上越市に所在した東京俘虜収容所第四分所においてオーストラリア人捕虜が虐待を受けた事件。戦後、収容所の警備員8名が捕虜虐待を理由にBC級戦犯とされて、横浜軍事法廷にて死刑判決を受けて処刑された〔上坂冬子『貝になった男 直江津捕虜収容所事件』1986年、文芸春秋社(文春文庫、1989年)〕。 == 概要 == 東京俘虜収容所第四分所(直江津捕虜収容所)は、1942年12月7日に新潟県中頸城郡直江津町(後の直江津市、現在の上越市)の信越化学工業の工場内に開設され、1943年2月、中頸城郡有田村春日新田(現・上越市川原町)に移転した〔東京第4分所(直江津) 〕。1945年9月に閉鎖された。使役企業は信越化学工業のほか、日本ステンレスなどで、終戦時収容人員は698人で、内訳はアメリカ人兵士338人、オーストラリア人兵士231人、イギリス人90人、オランダ人39人であった〔。 収容されていたオーストラリア人捕虜300名のうち60名、1942年12月から翌年の3月まで続いた大寒波が原因で肺炎、栄養失調、脚気などを起こし、病死した〔。アメリカ人捕虜1人は急性心不全で1945年7月に死亡〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「直江津捕虜収容所事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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