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直流饋電方式(ちょくりゅうきでんほうしき)とは、電気鉄道で鉄道車両に電気を送る方式の1つである。最初の鉄道電化で採用され、今でも使用されている == 原理 == 直流饋電系統の饋電回路は、沿線の変電所に一般電力網からの特別高圧系統(22-77kV)の三相交流電力を受電し、断路器と受電用遮断器〔この2つの機器は連動している。〕を経由して、整流器用変圧器で1200ボルトまで降圧させ〔JRの場合。〕、その後、負荷遮断器〔整流器保護用直流高速度遮断器と連動している。〕を経由し、整流器で交流から1500ボルトの直流に変換して、直流高速度遮断器(短絡故障などで電流が大きくなった場合にそれを検知して自己遮断する装置)〔整流器用と饋電用があり、前者は正方向と逆方向の電流を検知する両極性をもっており、後者は一方向きの電流のみを検知する。また長編成の電車や運転時間の短縮などで変電所の負荷が増大すると、高速度遮断器だけでは饋電線を保護することはできず、饋電線故障選択装置を併用して短絡故障時の検知向上を図っている。〕を経由して、饋電線〔電流が大きいため、電車線(トロリー線)に平行して設置する。〕に繋がり、250mごとに饋電分岐線(フィードイーヤ)で電車線(トロリー線)に接続して給電するが、最近では饋電線と吊架線を兼ねた饋電吊架線が使用されている。電食対策の理由で、変電所で電車線側を正(+)レール側を負(-)として饋電しており、電車(負荷)で使用された電流は、レールから帰線を経由して変電所の整流器に戻る。また、変電所の間を並列に接続して、負荷による電圧降下の軽減を図っており、変電所の中間に遮断器などの開閉装置を設けた饋電区分所を設置して、事故や保全作業時の饋電区分を行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「直流饋電方式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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