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相武電気鉄道(そうぶでんきてつどう)とは、東京府荏原郡世田ヶ谷町(現東京都世田谷区)代田栗原768番地に本社を置いていた鉄道会社である。 大正後期に東京(恵比寿駅)と、神奈川県中央部を結ぶ構想ではじまり、うち神奈川県橘樹郡高津村(現:川崎市高津区、溝の口駅) - 東京府南多摩郡鶴川村(同 東京都町田市、鶴川駅) - 神奈川県高座郡上溝町(同 神奈川県相模原市、上溝駅) - 神奈川県高座郡田名村(同 神奈川県相模原市) - 神奈川県愛甲郡愛川村(同 神奈川県愛甲郡愛川町)の敷設免許を1927年2月までに交付されていた。 国有鉄道横浜線淵野辺駅 - 上溝駅 - 田名村の間は1927年6月に着工され、路盤の建設が完了、ならびに車両の発注までが行なわれた。しかし、資金に行き詰まり工事は中断。1936年までにすべての敷設免許が失効し、1938年には破産した。 == 歴史 == *1925年(大正14年)9月25日 - 鉄道免許状下付(高座郡大野村-同郡田名村間)〔「鉄道免許状下付」『官報』1925年9月29日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 *1926年(大正15年)8月21日 - 相武電気鉄道株式会社設立〔『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和10年4月1日現在』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕〔『帝国銀行会社要録. 昭和2年』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 *1927年(昭和2年)7月8日 - 鉄道免許状下付(高座郡田名村-愛甲郡愛川村間)〔「鉄道免許状下付」『官報』1927年7月15日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕(高座郡大野村-橘樹郡高津村間)〔「鉄道免許状下付」『官報』1927年7月28日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 *1931年(昭和6年)10月14日 - 鉄道免許失効(高座郡大野村-橘樹郡高津村間)〔「鉄道免許失効」『官報』1931年10月14日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 *1935年(昭和10年)2月6日 - 鉄道免許失効(高座郡田名村-愛甲郡愛川村間)〔「鉄道免許失効」『官報』1935年2月6日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 *1936年(昭和11年)3月3日 - 鉄道免許取消(高座郡大野村-同郡田名村間)〔「鉄道免許取消」『官報』1936年3月7日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相武電気鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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