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『ペルソナ3』 (PERSONA3) は、日本でアトラスから2006年7月13日に発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。7年ぶりに発売されたペルソナシリーズの第3作目〔前作『ペルソナ2』は『罪』と『罰』の2部構成のため、細かくカウントすると4作目になるが、ナンバリングとしては3作目。〕。イメージカラーは「青」。「P3」と略される。北米版のタイトルは『Shin Megami Tensei: Persona 3』。 2007年4月19日に追加要素を加えた『ペルソナ3 フェス』、2009年11月1日にPlayStation Portableに移植した『ペルソナ3 ポータブル』がそれぞれ発売された。 本作を原作とした小説、漫画、ドラマCDなどのメディアミックス展開が行われている。2008年にはゲームを原案としたテレビアニメ『ペルソナ 〜トリニティ・ソウル〜』が、2013年からは原作のストーリーを忠実に再現したアニメ映画版が随時劇場公開されている(アニメ映画の詳細については#劇場版を参照)。 == 概要 == 学園都市を舞台に「ペルソナ」という特殊能力を使う少年少女たちを主人公にしたロールプレイングゲーム。昼は学園生活を送りながら色々な人物と交流を深め、夜は「影時間」に出現する「シャドウ」と呼ばれる謎の怪物と戦っていく。 名前こそ出てこないが前作のキャラたちと思われる人物がテレビのニュースに出てきたり、南条グループの分家筋である桐条グループが新たに出てきたりと前作までの世界設定を引き継いでいるものの、登場人物・システムを一新し、新たな物語が描かれており、学園という閉鎖的な舞台のため特に世界設定を気にすることなく前作をプレイしたことの無いプレイヤーにも楽しめる仕様となっている(前作までのキャラクターがペルソナ能力に目覚めなかった「別の未来」という設定)。 前作までは一度作ったペルソナは成長させるだけだったが、本作ではペルソナ同士を合体させることで新たなペルソナを作ることが可能になった。制作を『真・女神転生III』チームが担当しており、同作のスキル(魔法や特殊能力を本作ではまとめて「スキル」と呼ぶ)の継承やスキルチェンジ(レベルアップ時に所持しているスキルが別のスキルに変化すること)などの要素も導入し、ペルソナの育成が更に奥の深いものになっている。戦闘は『真・女神転生III』のプレスターンバトルをアレンジして搭載したり、ベルベットルームにペルソナ全書(『真・女神転生III』の「悪魔全書」に相当する)が搭載されていたりと、女神転生シリーズで好評だった要素が導入されている。 ディレクターは『真・女神転生III』の橋野桂。キャラクターデザイン及び、新たな専用ペルソナのデザインは副島成記が担当し、それ以外のペルソナは金子一馬のイラストを使用している。 画面のデザインがポップな感じになったり、BGMの多くに英語のボーカル曲が採用されていたりと、グラフィックやサウンド面においても過去の作品にはない作りとなっている。ファミ通ゲームアワード2006にて優秀賞(RPG部門)を受賞した。 ヒュプノス・ネメシス・タナトスが主要キャラクターのペルソナであったり、タルタロスという名前のダンジョン、ボスが共通している(夜の女王=ニュクス)など、『女神異聞録ペルソナ』の隠しシナリオ「雪の女王編」のような設定が存在する。その他にも生きる目的が希薄で黒い思惑を持つ企業の子や、復讐を目的とするキャラなど、個々のキャラクターの背景はペルソナシリーズに登場したキャラを彷彿とさせるものが多い。また、続編である『ペルソナ4』に一部サブキャラクターのその後の姿や、一部の設定がゲスト的に登場する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペルソナ3」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shin Megami Tensei: Persona 3 」があります。 スポンサード リンク
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