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真佐美 ジュン(まさみ じゅん、1945年10月14日〔真佐美ジュンプロフィール gooブログ 〕 - )は、1960年代後半から1970年代前半にかけて活動した日本のアニメスタッフ作画スタッフではないので「アニメーター」ではない。 旧虫プロダクション社長室勤務。アニメ制作プロダクション日本テレビ動画の解散現場に居合わせた。 日本テレビ版ドラえもんの制作担当に携わったことで名が知られる。日本テレビ動画の解散後、アニメ業界を引退した。 本名、下崎 闊(しもさき ひろし)。男性。 == 来歴 == 埼玉県浦和市(現 さいたま市)に生まれる〔【幻のドラえもん】(中)「アニメの手塚」の“子供”たちが手がけた 産経ニュース 2009年1月11日〕。埼玉県立蕨高等学校卒業〔。サラリーマンになるが長続きせず、ポール・アンカやニール・セダカが好きな歌手志望でビクター音楽学院へ通っていたとき新聞で見た虫プロダクションの求人記事を芸能プロダクションと勘違いして応募。1965年虫プロダクション入社し、『ワンダースリー』の制作進行を担当。1966年7月から1年弱、虫プロの社長室勤務となり、手塚治虫のスケジュール管理をする秘書の仕事を行う〔〔下崎闊「手塚先生のペンの音」『虫プロてんやわんや 誰も知らない手塚治虫』創樹社美術出版、2009年、p.78〕。1971年手塚プロダクション移籍〔。 1972年手塚プロ退社。同年、喫茶店で知り合った女性と結婚。手塚治虫が結婚の仲人となった。日本テレビ動画制作の同年のアニメ『モンシェリCoCo』を手伝い〔 真佐美ジュン 2007年3月2日〕、1972年11月に同社日本テレビ版ドラえもんの制作担当を日本テレビ動画の佐々木一雄プロデューサーに依頼され、日本テレビ動画へ入社した〔ドラえもん 真佐美ジュン 2007年3月3日〕。この作品の放送終了後にアニメの世界から引退。日本テレビ動画の解散による金銭トラブルで外注に迷惑をかけてしまい、自ら責任をとった結果であった〔【幻のドラえもん】(下)突然の最終回、セル画は河川敷で燃やされた (3/3ページ) 産経ニュース 2009年1月12日〕。 日本テレビ動画解散後、しばらくの間は田無市西原のアパートに日本テレビ動画の労働組合を作り、管財人との交渉の拠点としていた。その後、1年間失業保険を受け取りながら1974年4月より東京都立立川高等職業訓練校で学び〔1974年 真佐美ジュン公式サイト〕、1975年3月、職業訓練校卒業を機に労働組合の活動を終結させた。これで真佐美はアニメ業界から完全に引退した。 真佐美は自動車整備工になり、その後も電装品の会社、解体会社、精密機器工場、民間車検場、板金会社を経て、59歳まで自営のトラック運転手で生計を立てた〔。 日本テレビ版ドラえもんが必要以上に低い評価や悪い扱い、情報の錯綜などを目撃した彼は「制作会社が解散したためとはいえ、幻とまでいわれてしまったのは私にも責任がある。手元に残る資料を公開することで、幻ではない本当の姿を伝えたい」という理由から、2003年に会員制ホームページを立ち上げ、自らが保管するドラえもんの資料を公開。ファンの求めに応じてDVDの無料上映会を開くなど話題〔〔安藤健二『封印作品の憂鬱』洋泉社、2008年、p.21〕となり、2006年に藤子不二雄FCネオ・ユートピア第43号にて自身の所持する資料を中心に日本テレビ版ドラえもんの特集が行われた〔【重版】Neo Utopia 43号Remix 「日本テレビ版ドラえもん」特集 藤子不二雄ファンサークルネオ・ユートピア 2009年8月18日〕。2009年には産経ニュース〔【幻のドラえもん】(上)テレ朝版アニメの前に「日テレ版」があった 産経ニュース 2009年1月10日〕、同年にニッポン放送『高嶋ひでたけの特ダネラジオ 夕焼けホットライン』で当時の自身の所持する日本テレビ版ドラえもんの音声を放送〔「幻のドラえもん」再び」 『萬雅堂』便り(樋口雅一ブログ)2009年1月21日〕。その他、単行本『芸能人トリビア』(晋遊舎)、雑誌『ゲームラボ』2005年2月号、『昭和40年男』2012年10月号〔日テレ版『ドラえもん』放映 幻の作品を今、振り返る 「昭和40年男」 Vol.15 2012年9月11日発売〕で取材されるなどした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真佐美ジュン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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