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真山くみ子 : ミニ英和和英辞書
真山くみ子[まやま くみこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん, ま]
  1. (adj-na,n) (1) truth 2. reality 3. genuineness
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

真山くみ子 : ウィキペディア日本語版
真山くみ子[まやま くみこ]

真山 くみ子(まやま くみこ、1916年7月2日 - )は、日本の女優である〔真山くみ子 、''jlogos.com'', エア、2010年7月13日閲覧。〕〔''真山くみ子''、日本映画情報システム、文化庁、2012年7月12日閲覧。〕〔''真山くみ子''、''高松美絵子''日本映画データベース、2012年7月12日閲覧。〕〔''真山くみ子''キネマ旬報映画データベース、2012年7月12日閲覧。〕〔''真山くみ子''、''高松美絵子''東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年7月12日閲覧。〕〔''真山くみ子''テレビドラマデータベース、2012年7月12日閲覧。〕。旧芸名は高松 美絵子(たかまつ みえこ)、本名は高橋 美枝子(たかはし みえこ)〔〔〔〔。1930年代から1940年代にかけての間、新興キネマ現代劇のスター女優として活躍したことで知られる〔。
== 人物・来歴 ==

=== 新興東京のスター ===
1916年(大正5年)7月2日福島県に生まれる〔〔。1934年(昭和9年)、旧制・麹町高等女学校(現在の麹町学園女子高等学校)を卒業する〔。
1935年(昭和10年)、トーキーによる現代劇を製作するスタジオである、日活多摩川撮影所(現在の角川大映撮影所)に入社する〔〔〔。最初の芸名は「高松美絵子」で、もっとも初期に記録に残る作品は、阿部豊が監督し、日活協同映画社太秦発声映画ゼーオー・スタヂオ日本ビクター各社が提携して製作した大作『海国大日本』で、広瀬恒美演ずる「松井敏夫」の妹「静子」役であった〔〔〔〔。同作は、同年5月27日に日活が配給して公開された〔。満18歳での同作への出演が、真山のスクリーンデビューとなった〔。167センチメートルという長身と美貌で、日活京都撮影所の大スター俳優大河内伝次郎の目に止まり、時代劇映画『千両礫』での大河内の相手役に抜擢されたが、芝居がおぼつかなく、途中降板の憂き目に遭った〔。
翌1936年(昭和11年)、新興キネマ(のちに合併して大映、現在の角川書店映像事業部門)に移籍し「真山くみ子」と改名する〔〔〔〔〔。記録にみられる同社での最初の出演作品は、同年10月9日に公開された、新興キネマ東京撮影所(現在の東映東京撮影所)が製作し、伊奈精一が監督した『小間使日記』で、準主演級の役どころであった〔〔〔〔。1週間後の同年10月15日に公開された、高田稔の高田プロダクション製作、牛原虚彦監督の『兄の誕生日』では、高田の演じる「兄」の妹役で高田に次ぐ主演であった〔。以降、1941年(昭和16年)11月13日に公開された、同社での最後の作品にあたる深田修造監督の『太陽先生』にいたるまで、大作や山路ふみ子らの主演作以外では、ほとんどが主演か立松晃宇佐美淳清水将夫若原雅夫ら主演俳優の相手役を務め、新興キネマ現代劇のスター女優でありつづけた〔〔〔〔〔。
1942年(昭和17年)、戦時統制のため、新興キネマが大都映画や日活の製作部門と合併し、大映を形成すると、真山はそのまま在籍し、戦時中で日本全体の製作本数の減るなか、島耕二監督の『山参道』(同年)、小石栄一監督の『八処女の歌』(同年)、沼波功雄監督の『結婚命令』(1943年)等で主演を果たすことが出来た〔〔〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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