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真幸院(まさきいん)は、宮崎県(旧日向国)南部山沿い地域の旧名。現在のえびの市、小林市、高原町の総称。 == 概略 == かつて日向国は 5郡8院と呼ばれ、「宮崎郡」、「臼杵郡」、「児湯郡」、「諸県郡」、「那珂郡」の5郡と、「真幸院」、「三俣院」、「穆佐院」、「新納院」、「飫肥院」、「土持院」、「櫛間院」、「救仁院」の8院で構成されていた。 真幸院は今のえびの市に当たる地域、「加久藤」、「飯野」、「吉田」、「馬関田(まんがた)」と「吉松」を含めた地域の総称であったが、その後に「小林(旧名:三山)」もそれに加えるようになる。 後世において大隅国の「吉松」を除いた西諸県郡を総称して「真幸表(まさきおもて)」と呼ぶようになり、これのため「高原」、「野尻(旧野尻町)」も真幸院の中に加えて呼ぶようになったと思われる(文献に依って「小林」、「高原」は三俣院に、「野尻」は穆佐院に組み入れられている)。 古くから豊かな穀倉地帯であったため、「島津氏」、「伊東氏」、「相良氏」、「菱刈氏」、「北原氏」による奪い合いが絶えなかった。 南北朝期までは日下部氏により統治されてきた地域であるが、それ以降の200年近くは北原氏が、北原氏が伊東氏に領地を簒奪され、その伊東氏が島津氏により日向より追い出されると、廃藩置県に至るまで島津氏が領有する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真幸院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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