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『真昼の暗黒』(まひるのあんこく)は、1956年に公開された今井正監督、橋本忍脚本の日本映画。製作は現代ぷろだくしょん。 ==概要== 原作は、正木ひろしのベストセラー『裁判官―人の命は権力で奪えるものか』であるが、この書籍は、1951年に単独犯だった犯人が罪を軽くすることを目的に、知り合い4人を共犯者に仕立てた冤罪事件である八海事件を扱ったノンフィクションである。映画はこの事件をモデルにしているが、人物名などは実際の人物から変更されている。映画タイトルは、ソ連での自白強要と粛清の惨状を告発したアーサー・ケストラーの同名小説からとられた。 映画公開時はモデルとなった八海事件は審理中だったため、控訴棄却の有罪判決が下されて最高裁に上告する場面で終わっているが、冤罪事件の恐ろしさがリアルに描かれ、ずさんな警察の捜査を告発し、社会派映画の代表的傑作とした。映画の最後の場面で主人公(モデルは阿藤周平、二審で死刑判決を受けたがのち逆転無罪)が拘置所の面会室で別れる母に対して叫んだ「まだ最高裁があるんだ!」は1956年の流行語にもなった。 キネマ旬報ベストテン第1位・監督賞、毎日映画コンクール」日本映画大賞・監督賞・脚本賞・音楽賞、ブルーリボン賞作品賞・脚本賞・脚本賞・音楽賞を受賞し、1956年の映画賞を総ナメにした。また、チェコで開催されたカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の世界の進歩に最も貢献した映画賞を受賞している。 1959年にキネマ旬報社が発表した「日本映画60年を代表する最高作品ベストテン」では第9位にランクインされたほか、1999年に同社発表の「映画人が選ぶオールタイムベスト100」でも第82位にランキングされ、再評価されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真昼の暗黒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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