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真猿亜目(しんえんあもく)は脊椎動物門哺乳綱サル目の一亜目。真猿類とも呼ばれる。ニホンザル、オランウータン、そしてヒトなどが含まれる。 原猿類に比べ、より「サルらしいサル」である。原猿類では夜行性の種が多いが、真猿類は一部(ヨザル科)を除き、すべて昼行性の種である。 真猿類は、広鼻下目と狭鼻下目に大きく二分される。広鼻下目は中南米にすむサルで、鼻の穴の間隔が広く、穴は外側に向いている。新世界ザルとも呼ばれる。クモザル、マーモセットなどが広鼻下目に属する。 狭鼻下目はアジア、アフリカにすむサルで、鼻の穴の間隔が狭く、穴は下方またはやや前方を向いている。旧世界ザルとも呼ばれる。マントヒヒ、ニホンザルなどが狭鼻下目に属する。 直鼻猿亜目は、メガネザル下目と真猿下目に分岐した。この分岐の際に真猿下目のX染色体に位置する錐体視物質に関連した色覚の多型が顕著になり、ヘテロ接合体の2本のX染色体を持つメスに限定した3色型色覚の再獲得につながり、さらに狭鼻下目のオスを含めた種全体の3色型色覚の再獲得へとつながる〔三上章允霊長類の色覚と進化 2004年9月18日。 京都大学霊長類研究所 東京公開講座「遺伝子から社会まで」 のレジュメ〕。 == 分類 == * 直鼻猿 w:Haplorhini * メガネザル亜目 w:Tarsiiformes * 真猿亜目 w:Simiiformes * 広鼻下目 w:Platyrrhini * オマキザル科 w:Cebidae * クモザル科 w:Atelidae * 狭鼻下目 w:Catarrhini * オナガザル上科 * オナガザル科 * オナガザル亜科 * コロブス亜科 * ヒト上科 * テナガザル科 Hylobatidae * テナガザル属 * シロテテナガザル(他10種程度) * ヒト科 Hominidae * オランウータン亜科 * オランウータン属 ''Pongo'' * オランウータン ''Pongo Pygmaeus'' * ヒト亜科 Homininae * ギガントピテクス ''Gigantopithecus'' † (更新世、中国/絶滅) * ゴリラ属 ''Gorilla'' * ゴリラ ''Gorilla gorilla '' * ヒト族''Hominini'' * チンパンジー属 ''Pan'' * チンパンジー(ナミチンパンジー)''Pan troglodytes' * ボノボ(ピグミーチンパンジー) ''Pan Paniscus'' * ヒト亜族''Hominina '' 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真猿亜目」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Simian 」があります。 スポンサード リンク
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