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真福九端 : ミニ英和和英辞書
真福九端[しんぷくきゅうたん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん, ま]
  1. (adj-na,n) (1) truth 2. reality 3. genuineness
: [ふく]
 【名詞】 1. good fortune 
: [く]
  1. (num) nine 
: [はし]
 【名詞】 1. end (e.g., of street) 2. edge 3. tip 4. margin 5. point

真福九端 : ウィキペディア日本語版
真福九端[しんぷくきゅうたん]

真福九端(しんぷくきゅうたん、)は、正教会において最も頻繁に用いられる祈りの1つであり、題は日本正教会による訳語である。マタイによる福音書5章3節から12節までから取られた句に由来する。全体的に謙遜を意味していることから「謙遜の祈り」とも呼ばれる。
カトリック教会では聖書の同箇所を真福八端(しんぷくはったん)と呼ぶ。正教会とは句の数え方が違うため数字が異なる。
== 概要 ==
真福九端は、信者の精神性・生活態度のあるべき姿について、イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)が山上の垂訓において教えたものであるとされる。聖体礼儀で頻繁に歌われ、特別な祭日ではない主日(日曜日)においては殆ど欠かさず歌われる。
聖体礼儀においては、冒頭に「主や、爾の国に来らんとき、我等を記憶ひ(おもい)給へ」という善智なる盗賊(ぜんちなるとうぞく…イイスス・ハリストスが十字架に架けられた際に、その右側にともに十字架に付けられた盗賊のこと:「右盗」とも)の言葉を置き、その後にマタイによる福音書5章3節から12節から引用された祈りが続く。
階梯者聖イオアンの、天国への階段の教えと絡めて理解される事が多い。一段一段、信徒が上っていくべき心の状態を示しているとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「真福九端」の詳細全文を読む




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