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真野 文二(まの ぶんじ、文久元年(1861年)11月-昭和21年(1946年)10月17日)は、明治から昭和にかけての機械工学者。晩年には貴族院勅選議員・枢密顧問官を務めた。 ==経歴== 江戸幕府の幕臣の子として江戸に生まれる。築地大学校で学んだ後明治14年(1881年)に工部大学校機械工学科を卒業して同校助教授に任ぜられる。明治19年(1886年)にイギリスのグラスゴー大学へ留学して優秀な成績を修め、英国機械学会会員に推挙される。明治22年(1889年)に帰国後、帝国大学工科大学教授となり、翌年には特許局審査官を兼ねた。明治34年(1901年)東京帝国大学教授兼務のまま文部省実務学務局長に任ぜられる。大正2年(1913年)5月9日に九州帝国大学総長に任ぜられ〔『官報』第232号、大正2年5月10日。〕、同15年(1926年)まで務めた。昭和2年(1927年)に貴族院勅選議員に任ぜられ、昭和14年(1939年)からは枢密顧問官を務める。死別した妻は井深宅右衛門の娘で、井深梶之助の妹サク〔『大衆人事録 東京篇(第13版)』「井深梶之助」〕。 没後の平成19年(2007年)に東京帝国大学時代の講義ノートが「機械遺産」とされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真野文二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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