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着衣水泳(ちゃくいすいえい)とは、一般的な洋服など、普段人々が陸上で着ている衣類を着たまま、海や河川、湖、プールなどで泳ぐことである。また、特に水難事故対応策や護身術の一つとして行われる際は「UITEMATE」の合言葉または「背浮き」で知られている。 == 概説 == 日常的に陸上で身につけている衣服を着たまま水の中で泳ぐことを着衣水泳と言う。 水着やウェットスーツなど水中での使用を想定して改良されたものを身に着けた状態ならば泳ぎやすいが、陸上用の通常の衣服を身につけている状態だと泳ごうとしても服が体に密着しておらず、水中で広がってしまうため水の抵抗が大きく泳ぎにくい。水着の場合と同じような速さで泳ごうとすると体力をいちじるしく消耗してしまい、身体の動きも制限されるため、たとえ泳ぐことが得意な人間でもしばらくするうちに筋力を使い果たし力尽きて溺れてしまう。水泳が得意な人であっても、着衣状態だとあっけなく溺れてしまう状況が発生する。水着の場合の適切な身体の動作と、陸上用の衣類を身につけている場合の適切な動作とは大きく異なっており、それらは別個の技能とされる。 競泳の泳法習得を目的にした一般の水泳訓練とは別に、水難事故にそなえた護身術として、着衣水泳の訓練が行われている国がある〔。なお、宗教・文化・習慣などの関係から、もともと水着を使用する習慣が無いなど、むしろ着衣水泳が一般的な国・地域もある。 着衣状態で水に入ると衣服が水を吸って重くなると、一般には思われがちであるが、それは水中から出る際と陸上に上がった後であって、着衣状態の方が浮力があって水に浮きやすい〔。着衣水泳指導では、コートなどを着ていた場合には浮力の面からも保温の面からも脱がないように奨めている(オランダの着衣水泳指導では取り入れられている)〔着衣泳Q&A - 斎藤秀俊研究室〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「着衣水泳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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