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睚眦[がいし]
睚眦・睚眥(がいし、がいさい、やず、拼音:Yázì)は、龍生九子の一つ。ヤマイヌの首をもち、気性が激しく荒く、争いや殺す事を好む。よって、刀の環(刀を佩びるための輪)や、剣の鯉口、武器や罪人を処刑するための鎌や矛に彫られ、古代(三国志時代)には軍旗などの図案に多く用いられた。 『睚』の字の由来は目のきわ、『眦』は目のわずかに開きはじめた部分、で、どちらも、まなじりや目じりという意味である。また、どちらに字にも『にらむ』という意味があり、転じて『睚眦』には『目を怒らして見る。にらむ』という意味があり、転じて『わずか』という意味もある。史記・范雎伝にある『睚眥之怨』(がいさいのうらみ)は、ちょっとにらまれた程度の恨み、という意味である。 == 関連項目 ==
*伝説の生物一覧 *中国の妖怪一覧
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「睚眦」の詳細全文を読む
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