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睦月型駆逐艦(むつきがたくちくかん、''Mutsuki'' Class Destroyers)は大日本帝国海軍が保有した艦隊型駆逐艦の艦級。日本駆逐艦としては初めて61cm魚雷を搭載した。「睦月型」命名前(後述)の呼称は第十九号型駆逐艦〔#昭和2年公文備考巻133『艦型 ... 駆逐艦 浦風 天津風型 江風型 峯風型 第一号型 第十九号型 第三十五号型 樺型 桃型 楢型 樅型 第二号型』〕 。ネームシップの「睦月」沈没後、卯月型駆逐艦と改定された〔#内令昭和17年10月(1)pp.1-2『内令第千八百二十三号 艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス 昭和十七年十月一日 海軍大臣嶋田繁太郎|駆逐艦一等ノ部中「睦月型」ヲ「卯月型」ニ改メ同項中「睦月、」ヲ削リ、同吹雪型ノ項中「、朝霧」ヲ削ル』〕。 == 概要 == 睦月型は峯風型や神風型の流れを汲む後継艦で、イギリス駆逐艦の模倣から脱却した峯風型のグループの最後の艦型。大正12年度艦艇補充計画で12隻が建造され、更に建造の予定であったが吹雪型駆逐艦(特型駆逐艦)に切り替わった。 基本的に前型の神風型と大きな違いはない。船体寸法もほぼ同一であるが、艦首形状はスプーン・バウからダブルカーブド・バウに変更された。更に艦首フレアも大きくされ、凌波性の向上が図られた。兵装では日本駆逐艦としては初めて61cm魚雷を採用、3連装魚雷発射管2基、魚雷12本を搭載した。これは主力艦の水中防御力が増し、従来の53cm魚雷では能力不足とされたためである。また菊月以降の4艦は機雷に代わり大掃海具1式を艦尾に装備した。 竣工当初は番号による艦名が付与されたが、1928年(昭和3年)8月1日付けで、固有の艦名が与えられた。 1935年(昭和10年)の第四艦隊事件では本型も演習に参加した艦があり、睦月、菊月が艦橋圧壊の被害等を受けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「睦月型駆逐艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mutsuki-class destroyer 」があります。 スポンサード リンク
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