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瞞天過海 : ミニ英和和英辞書
瞞天過海[まんてんかかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 

瞞天過海 : ウィキペディア日本語版
瞞天過海[まんてんかかい]
瞞天過海(まんてんかかい)とは、中国兵法書に挙げられる兵法の一つで、「天をあざむきて海をわたる」と訓読し、何食わない顔で敵を騙す兵法・計略を指す。
張士貴が、高句麗遠征(唐の高句麗出兵)の際、第二代皇帝・太宗が海を恐れて乗船を拒んだのに対して、船に土を盛り陸上の屋敷のように仕立てて、天子(皇帝)を欺いて乗船させ、海を渡らせたという故事にちなむ。
==兵法書『兵法三十六』の記述==

中国兵法書兵法三十六計』では、その第一計に挙げられ、「備え周ければ則ち意怠り、常に見れば則ち疑わず。陰は陽の内に在りて、陽の対には在らず。太陽、太陰なり。」(備周則意怠、常見則不疑。陰在陽之内、不在陽之對。太陽、太陰。)と規定されている。つまり「(人の性質として)準備が周到に整えば(かえって)油断が生まれ、常に目にする事柄には疑いを持たなくなる(これを利用して敵を騙すのである)。陰は、陽の中にこそ存在するのであり、陽の正反対にあるのではない。太陽・月の関係と同じである」という意味である。
何度も繰り返して、または日常的に、見せかけで物事を行い、敵がその行ないを見慣れて警戒心を懐かなくなるようにし、敵の油断を招く偽装作戦である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「瞞天過海」の詳細全文を読む




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