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瞿曇 ( リダイレクト:釈迦 ) : ウィキペディア日本語版
釈迦[しゃか]

釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀ごろの北インドの人物で、仏教開祖である。
==名前と呼称==
シャーキャ()は、元来、釈迦の出身部族であるシャーキャ族またはその領国であるシャーキャ国を指す名称である。「釈迦」はシャーキャを漢訳したものであり、旧字体では釋迦である。
シャーキャムニ()はサンスクリット語で「シャーキャ族の聖者」という意味の尊称であり、これを漢訳した釈迦牟尼(しゃかむに)をさらに省略して「釈迦」と呼ばれるようになった。
釈迦の本名はゴータマ・シッダッタパーリ語: )またはガウタマ・シッダールタ()であり、漢訳では瞿曇悉達多(くどんしっだった)である。
ゴータマはアンギーラサ族(パーリ語: )のリシガウタマの後裔を意味する姓(ゴートラ)であり、この姓を持つ一族のヴァルナバラモンである。したがって、クシャトリアのシャーキャ族である釈迦の姓がゴータマであることは不可解であり、「先祖が養子だった」など諸説ある。
ブッダ()は、「悟った人」を意味する釈迦の尊称であり、漢訳は仏陀、旧字体では佛陀である。「仏教」という名称や「仏像」などの呼称はこの尊称に由来する。他方で、タターガタ()は、「そのように行きし者」を意味する釈迦の尊称であり、漢訳は音写の多陀阿伽度と意訳の如来があり、釈迦如来ともいう。()は「この世で最も尊い」を意味する釈迦の尊称で、漢訳は世尊である。
仏教ではこれらの呼称・尊称と敬称を組み合わせて、釈迦牟尼世尊、釈迦牟尼仏陀、釈迦牟尼如来としたり、またそれらを省略して、釈迦尊、釈尊や「仏様」、「お釈迦様」と呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「釈迦」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gautama Buddha 」があります。




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