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矢島局(やじまのつぼね、生没年不詳)は、江戸時代の幕府4代将軍・徳川家綱の乳母である。父は八島氏。 == 生涯 == 寛永18年(1641年)、徳川家光の長男・家綱(幼名: 竹千代)が生まれ、松平信綱が面接を行なった家綱の乳母選びにて見事採用された。慶安3年(1650年)、家綱が将軍世子として西ノ丸に入ったのと共に、矢島も西ノ丸御奥に入り、御年寄の地位に昇って、矢島局と名乗るようになる。 家綱が将軍宣下を受けてからは御年寄として奥向きを取り仕切ったといわれているが、その事績の多くは知られていない。乳母として奉公をはじめる際に夫の俸給を詐称したり、病弱な家綱に取り入って政治的発言力を有していたとされる。 家綱正室の浅宮顕子、上臈御年寄の姉小路、飛鳥井などと対立したとする説もある。こうした経緯から奸智な女性として描かれることが多い。また、娘のお島(のち旗本・牧野八左衛門の妻)を家綱の側室に勧めたともいわれているが、実際にはそのような事実はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢島局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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