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矢掛(やかげ)は、岡山県小田郡矢掛町にある大字である。同町の役場所在地。かつての小田郡矢掛村にあたる。 近世においては、西国街道(近世山陽道)の宿場町として大いに繁栄した。現在も古い往時の町並みが残り、岡山県指定町並み保存地区となっている。また、当時から現在まで「柚餅子」が銘菓として知られる。 郵便番号は〒714-1201。 == 概要 == 町のほぼ中央に位置し、小田川の北岸に東西に長い町筋をつくっている。江戸時代、この町筋は西国街道で、その宿場町として栄え、往時を偲ばせる景観が今も保たれている。町並から外れた地点は田畑が広がり、北側から東側は山地に囲まれ、山麓に集落がある。南方は西から東へ小田川が流れ、西隣の東川面を北から流れてきた美山川が当地西南で小田川に合流する。このような立地から古くから度々水害に悩まされた。東川面と当地の境界は、美山川の旧河道の自然堤防である南北に長い微高地となっている。〔巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)〕〔『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2013年)〕。 矢掛神社、真言宗多聞寺、同観音寺、同専教寺、曹洞宗瑞雲寺、同大光寺〔大光寺は、厳密には矢掛西隣の小林地区の当地との境界すぐに位置している。〕、浄土宗大書寺および妹尾兼康のいたという中山城跡、庭瀬藩陣屋跡、同義倉跡がある。また、本陣石井家、脇本陣高草家はともに原状のまま残り、国の重要文化財に指定されている〔。 以前は、米、麦、葉タバコ、ハッカ、イグサ、繭、木製品、焼き麩、手延べ麺等を主要産物した。現在は、米と手延べ麺以外は衰退している〔。 また、近世よりゆべしが銘菓として知られており、当地で宿泊した天璋院が大変気に入り、大量購入したことが記録に残っている。現代においても製造・販売されており、武者小路実篤も食し好評を博した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢掛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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