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矢田の渡し(やだのわたし)は、島根県松江市内、大橋川の渡し船。松江市朝酌町(あさくみちょう、左岸)と矢田町(やだちょう、右岸)を結んでいる。有料。 2014年6月現在、矢田渡船観光事業組合が松江市から補助金を受けて運航している〔1300年続く水の道、松江大橋川「矢田の渡し」 - 朝日新聞デジタル(島根版)、2014年6月14日〕。同現在、運航は平日の午前7時〜9時のみ、所要時間約1分、料金大人40円、自転車10円〔。船は左岸(北側)に待機していて、右岸(南側)からの利用者は、渡し場にある赤色の回転灯を点けて対岸の渡し船を呼ぶ仕組〔。 渡し場の座標は、左岸が、右岸が。 == 歴史 == 出雲国風土記によれば、奈良時代には附近に朝酌促戸渡(あさくみのせとのわたり)があったという〔悠久のくに(6) 朝酌の促戸(上)(松江市) - 山陰中央新報2013年6月18日(連載企画「山陰の歴史物語を探る」)〕。これが起源とすれば、矢田の渡しには千数百年の歴史があることになる。 1970年代には年間5万人以上の利用があった〔。しかし、1981年に上流にくにびき大橋が開通、1989年に下流に中海大橋が開通、2012年にくにびき大橋と矢田の渡しの間に松江だんだん道路の縁結び大橋が開通したため、利用者が激減した〔。縁結び大橋の開通後、夕方の運航は取り止めになった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢田の渡し」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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