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矢部 善蔵(やべ ぜんぞう、1852年(嘉永5年) - 没年不明)は、明治時代の教育者、師範学校校長などを務め、京都女子学園(京都女子大学)の基礎を創った。 == 経歴 == 掛川藩士として静岡県に生まれ、藩校教養館で漢学、英学校で英書を学び、さらに慶應義塾に在学した後、明治7年(1874年)から慶應義塾京都分校、慶應義塾大阪分校の教師として赴任し、土佐で立志社の片岡健吉らが設立した立志学舎へ招かれ、自由民権運動に携わる。慶應義塾へ戻った後、明治11年(1878年)12月より広島県中学校長兼広島師範学校長となる。広島離任後は、大阪府第一番中学校(現・大阪府立北野高等学校)・埼玉県尋常師範学校(埼玉師範学校)・滋賀県商業学校(現・滋賀県立八幡商業高等学校)・旧制徳島中学校(現・徳島県立城南高等学校)の校長を歴任し、退職後に京都二条に京都高等女学校を開いて経営する。のちに、西本願寺の大谷籌子が設立した文中女学校と合併し、京都女子高等専門学校となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢部善蔵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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