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矢野 圭吾(やの けいご、1991年12月3日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離走。長野県出身。佐久長聖高校、日本体育大学卒業。現在の所属は日清食品グループ陸上競技部。 == 人物・略歴 == *駅伝の名門・佐久長聖高校の出身だが、同学年に大迫傑(早稲田大学→ナイキ・オレゴン・プロジェクト)、1学年上に村澤明伸(東海大学→日清食品グループ)、千葉健太(駒沢大学→富士通)、佐々木寛文(早稲田大学→日清食品グループ)といった強力なチームメイトが多かったため矢野は目立つ存在ではなく、全国高校駅伝には3年間で1度も出場していない。〔 全国高等学校駅伝競技大会-過去の記録〕 *日本体育大学入学後、徐々に頭角を現す。上級生時には、3年生から主将を務めた同学年の服部翔大を支えチームを引っ張った。3年時の箱根駅伝予選会では、後方で集団走を引っ張った服部翔大に代わり本田匠とともに上位を目指し、個人6位の力走でチームに貢献。日本体育大学は予選会を1位で通過した。そして迎えた2013年の第89回東京箱根間往復大学駅伝競走では復路のエース区間9区を担当。往路での本田や服部の好走もあり先頭でタスキを受け取ると、矢野も区間2位と好走し順位をキープ。日体大の30年ぶりの優勝を決定づけた。翌2014年の第90回東京箱根間往復大学駅伝競走でも9区を担当し区間賞を獲得した。〔MSN産経ニュース「第89回箱根駅伝」〕 〔箱根駅伝公式Webサイト 〕 *2014年の都道府県対抗男子駅伝に長野県チームから出場。アンカー7区を走り、中盤からペースを上げ先頭に立つと、埼玉県チームから出走したチームメイト服部翔大らの追走から逃げ切り、長野県史上6度目(全チーム中最多)の優勝テープを切り、自身も区間賞を獲得した。矢野は前年の2013年にもこの区間で区間賞を獲得しており、2年連続の区間賞となった。〔 天皇杯 全国男子駅伝-大会記録〕 *大学卒業後は高校時代の同級生である大迫傑とともに日清食品グループに入社した〔大迫は1年で退社。〕。なお日清食品グループには、矢野・大迫のほかにもキャプテンの佐藤悠基をはじめとして村澤明伸や佐々木寛文など佐久長聖高校OBが多く所属している。 *2014年の東日本実業団駅伝で実業団駅伝デビュー。6区を担当し29分48秒という記録で区間新記録を樹立。翌年元日の全日本実業団駅伝での活躍も期待されたが、直前の練習で肉離れを起こし、東日本予選で区間記録樹立の好走をしていながら全日本実業団駅伝本戦では出走することができなかった。2015年の東日本実業団駅伝では復活を果たし4区を担当。2位のHondaと2秒差の先頭でタスキを受け取ると、Hondaに入社した日体大時代のチームメイト・服部翔大を相手にリードを広げる快走で区間賞を獲得し、チームの順位をキープした。また、この際の28分33秒という記録は4区の区間新記録であり、前年の6区に続き同駅伝2区間目の区間記録樹立となった。〔第56回 東日本実業団対抗駅伝競走大会(2015年) | 競技結果 | 東日本実業団陸上競技連盟〕 *2016年元日の全日本実業団駅伝では5区に登場。前年11月の東日本予選と同じく大学時代のチームメイト服部翔太と同じ区間にエントリーされ、今回は先頭の服部(Honda)を追う展開になった。最初は先頭を追って快調に飛ばしていた矢野だが中盤から大きく失速。結果的に日清食品グループの順位を3位から3つ下げてしまい区間順位も19位と振るわなかった。〔 今年度記録|全日本男子駅伝|一般社団法人日本実業団陸上競技連合ホームページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢野圭吾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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