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知床半島(しれとこはんとう)は、北海道斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にかけてあり、オホーツク海の南端に突出した半島。長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面している。また、半島東側には国後島が平行する形で横たわっている。 名前の由来は、アイヌ語の「シレトク(sir etok)」(地山の先、あるいは地山の突き出た所)を意味している〔山田秀三「北海道のアイヌ語地名十二話」、『アイヌ語地名の研究』第1巻43頁(山田秀三著作集)、草風社、1982年。初出は『アイヌ民族誌』、1969年。〕。 == 地理・地質 == 半島中央部に最高峰の羅臼岳をはじめとする山々(知床連山、知床連峰)があり、一部に海岸段丘が見られるほかは稜線から海岸まで平地がほとんど見られない急峻な半島となっている。このうち、知床岬から知西別岳一帯と周辺の海洋区域約60,000ヘクタールが「知床国立公園」となっており、「遠音別岳原生自然環境保全地域」を含む71,100ヘクタールが「世界自然遺産登録地域となっている」。 知床半島はプレート運動や火山活動、海食などの地形形成作用により造られていることから、奇岩や海食崖、火山地形などの多様な景観が形成されている。現在も活動中の火山のうち、知床硫黄山は1936年(昭和11年)に約20万トンの溶融した硫黄を8ヶ月間にわたって噴出している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「知床半島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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