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知恵の館(ちえのやかた、アラビア語:バイト・アル=ヒクマ, بيت الحكمة'' Bayt al-Ḥikmah'')は、830年、アッバース朝の第7代カリフ・マームーンがバグダードに設立した図書館であり、天文台も併設されていたと言われている。 サーサーン朝の宮廷図書館のシステムを引き継いだもので、諸文明の翻訳の場となった。「知恵の館(バイト・アル=ヒクマ)」は「図書館」を指すサーサーン朝の呼び名の翻訳だと言う。 == 主要活動 == ギリシア語の学術文献の、アラビア語への翻訳であった〔。時にはシリア語を介しての翻訳になった。 国家事業として、医学書・天文学(占星術を含む)・数学に関するヒポクラテス・ガレノスなどの文献から、哲学関係の文献はプラトン・アリストテレスとその注釈書など、膨大な書物が大々的に翻訳された(「大翻訳」)。また、使節団を東ローマ帝国に派遣して文献を集めることもあった。 10代カリフ・ムタワッキル(在位:847年 - 861年)以降の反動期によって、活動が急速的に衰えていくこととなった。そして1258年のモンゴル帝国によるバグダードの戦いによりバグダッドは町ごと破壊され、知恵の館も膨大な文書と共に灰燼に帰した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「知恵の館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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