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短絡インダクタンス[たんらくいんだくたんす]
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・ 短絡 : [たんらく] 1. (n,vs) (1) electric short-circuit 2. (2) drawing a hasty inference between two events 3. jumping to a quick conclusion
短絡インダクタンス[たんらくいんだくたんす]
短絡インダクタンス(たんらくいんだくたんす)、(Short-circuit inductance)は、変圧器(トランス)の一次巻線あるいは二次巻線の一方を短絡して他方から測った場合のインダクタンスである。一般に変圧器の漏れインダクタンスと呼ばれることが多い。しかし、漏れインダクタンスという用語は電気学会および書籍関係においては、一次巻線あるいは二次巻線の一方の巻線と鎖交し、他方の巻線と鎖交しない磁束(漏れ磁束)によって生じるインダクタンスであるとされており、短絡インダクタンスを慣用的に漏れインダクタンスと呼ぶことで混乱を生じている。 == JIS C6435測定法 ==
JIS C6435によれば、変圧器の一方の巻線を短絡してブリッジ回路により測定した値を漏れインダクタンスとしており、これを短絡インダクタンスとは言わない。これは工業会提案に基づくものであり、漏れインダクタンスが既に慣用語となっているために、多くの同工業会系刊行物では既に標準的な用語として扱われている。また、漏れインダクタンスは特許明細書などでも慣用的に使用される一方で、短絡インダクタンスの用語はほとんど使用されない。短絡インダクタンスまたは漏れインダクタンスは一般的にLeと記載されることが多いがJIS C6435、JIS C5321にしたがってLsとされたり、また励磁インダクタンスの表記であるLsと区別するためにLtsと表記されたりすることもある。また、台湾、中国においてはLkと表記される。英文表記は Short-circuit inductance の略としてLscとされることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「短絡インダクタンス」の詳細全文を読む
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