翻訳と辞書
Words near each other
・ 石森昌治
・ 石森村
・ 石森町
・ 石森秀三
・ 石森章太郎
・ 石森章太郎のオールナイトニッポン
・ 石森章太郎プロ
・ 石森賢司
・ 石森達幸
・ 石棺
石棺仏
・ 石棺墓
・ 石棺式石室
・ 石楠花
・ 石楯尾神社
・ 石楼
・ 石楼県
・ 石榑
・ 石榑トンネル
・ 石榑亜紀子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

石棺仏 : ミニ英和和英辞書
石棺仏[せきかんぶつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
石棺 : [せっかん]
 【名詞】 1. sarcophagus 2. stone coffin 
: [ひつぎ, かん]
 【名詞】 1. coffin 2. casket
: [ほとけ]
 【名詞】 1. Buddha 2. merciful person 3. Buddhist image 4. the dead 

石棺仏 : ウィキペディア日本語版
石棺仏[せきかんぶつ]

石棺仏(せきかんぶつ)とは、古墳から出土した石棺に、仏像やそのを表す梵字を刻んだ石仏


== 概要 ==
石棺仏のほとんどは近畿地方に分布し、その9割以上は兵庫県播磨地方、なかでも加古川流域を中心に加西市加古川市と、その周辺都市に集中している。〔『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』岩谷薫 著 西日本出版社 2011年 180頁〕
しかし藤原時代等の古いものは大阪奈良に散見することができる。

刻まれた仏像のほとんどが阿弥陀如来地蔵菩薩であることから、浄土宗浄土真宗の造形であることがわかる。主に阿弥陀如来は来世を、地蔵菩薩は現世を祈念している。

播磨地方の石棺仏の多くが、鎌倉時代室町時代のもので、播磨地方の、浄土真宗の広がりと供に、民衆が、新田開発や盗掘、自然災害等で出土した石棺を信仰の対象や墓碑としたものである。

また厳密には石棺仏とは呼ばないが、石棺の蓋などを何も彫らずに立てかけて信仰の対象にしている場合もあり、石棺仏とは、石棺材に特別な霊力を認めての造形であろうと考えられる。〔加古川市 宮前の石棺仏や平荘町里の仏、加西市網引町の八幡神社、高砂市 黒岩十三仏の黒岩など〕

これらは、日本の古墳時代中世の、二つの息吹を同時に感じることができる、貴重な石造遺産である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石棺仏」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.