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石炭車(せきたんしゃ)とは、石炭輸送(運炭)のための専用貨車である。日本国有鉄道が用いていた記号は「セ」。 国内では釧路で唯一か所運用されている。 == 用途・構造 == ホッパ車の一種であり、基本的にはホッパ車と同じ構造をしているが、大量に使用していたこと、積荷の石炭の比重がホッパ車が主に扱う砕石(鉱石)に比べ小さい(砕石1.09、石炭0.8)こと、そしてホッパ車よりも先に開発された事などから管理上、ホッパ車とは別格に位置づけられていた。塗色は黒色に塗られている。 なお、ホッパ車との違いとしては積荷の設計比重が異なるため石炭車のほうが積荷体積が大きく取れるように設計されており、またそれに伴う重心の上昇に対応した設計になっている点が挙げられる。 また九州地区と北海道地区では車両構造が大きく異なっている事も特色といえよう。これは北海道はアメリカ型の鉄道を手本に、九州はドイツ型を手本に建設を行ったため石炭車から排出を行う施設が大きく異なり、石炭産業終焉までその施設を使用していたためである。北海道石狩地区ではボギー車で側面から排出を、九州地区では二軸車で車両中心部の底面から排出する車両を基本としていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石炭車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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