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石狩鉄道(いしかりてつどう)とは、過去に存在した、北海道札幌市から石狩市を結ぶ鉄道計画、およびその鉄道の経営主体たる株式会社の名前である。 == 概要 == 石狩市の旧・石狩町地域には、かつて軽石軌道という馬車鉄道があったが、蒸気や内燃といった動力を使う機関車またはディーゼルカーなどを走らせる鉄道はなかった。なお、軽石軌道は、1922年10月に開業するものの、1937年9月に営業休止となり、営業再開されないまま1940年10月に廃止となる。 1957年に、札幌市の桑園駅より、石狩町の中心地近くで石狩川河口付近西岸の浜町近辺を結ぶ、軌間1067mmの非電化単線の延長22.5km の鉄道計画が出される〔札幌臨港鉄道 - 未来鉄道データベース 〕。札幌駅乗り入れを視野に入れた国鉄と同じ軌間の鉄道建設に向けたものである〔。1956年石狩鉄道株式会社が設立されると発起人総代である町長が社長に就任した。また町議会において同鉄道会社への出資、融資についての議案を可決し、町有地約37ヘクタールを鉄道路線敷地に充てることも決めていた。そして1959年に起工式が行われ、工事が行われたりしたのだが、この間、町長や町議会議員の改選があり、情勢は一変した。1960年春には鉄道会社に対して売却した町有地の処分をめぐり追究がおこり、さらに出資金などをめぐる町議会での論争は昭和40年代半ばまでつづいた。こうしたなか1961年になって工事は中断された〔『石狩町誌』下巻、87-89頁〕。 1963年に、石狩鉄道株式会社から「札幌臨港鉄道株式会社」に社名を変更し、不動産事業が中心に据えられる〔。1965年には、桑園駅から新川駅予定地までの地方鉄道業免許が失効となる。1982年に、札幌臨港鉄道が事実上倒産する〔。1998年には、新川駅予定地より石狩駅予定地までにおいて、第一種鉄道事業免許廃止が許可され、会社も解散した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石狩鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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